徹底的にエアコン掃除!自分で分解する方法
だんだん残暑も薄まり、エアコンの使用頻度も徐々に減ってきました。エアコンをするには少し涼しい季節ですね。
次の使用は冬の暖房になりそうです。
「お父ーさん!ちょっとエアコン掃除しといて―!」
なんて言われた時、あなたはすぐに「オッケー任せろ!」と言えますか?
かといって素直に「出来ません!」というと奥様から鋭い視線が飛んできそうです…。
エアコンの掃除を業者に頼むとどこでもだいたい一万円前後はかかってしまいます。一年に1、2度の出費とはいえ、使わなくていいお金なら使いたくないもの。
お父さん!
家計のためにもちょっとエアコンの分解、お掃除してみませんか?
いつも使っているエアコン、実は自分で分解・掃除できる?!
普段なにげなく毎日使っているエアコンですが、ひと夏越せば意外と中はカビだらけ。
いつの間にか臭ってくるあの悪臭もこのカビのせいなのです。
快適なエアコン生活を送っていたはずなのに部屋の中はカビの胞子たちがうじゃうじゃ浮遊…ああ恐ろしい!
ここはひとつ分解方法を学んで、空気もエアコンもきれいにしてしまいましょう。
エアコンの分解といえば難しいイメージがあるかもしれません。
分解の最中にエアコンの部品が壊れた、なんてことになると出費は一万円どころの騒ぎではなくなってしまうことも。
部品を取り外す際は慎重におこないましょう。
上手に取り外しさえできれば、あとはこっちのもんです。エアコンの掃除用具も家にあるもので出来たり、ホームセンターなどで売っている心強い用品もあります。
もちろん業者に頼むよりうんと安く済んで経済的です。
というわけでさっそく自分でエアコンを分解しちゃいましょう!
分解の手順と必要な道具を紹介!
それではまず手順を説明します。
①エアコンカバーを押し上げ、エアフィルターをはずす
②エアコンの下部についている羽根を取り外す
ものによって様々ですが、1枚~2枚の羽根が付いているので、それを取り外します。
③両端のネジを取り外す
ネジカバーが付いている場合もあるので、それを押し上げるとネジがあります。
④エアコンカバーを外す
エアコンカバーは下から上に押し上げると取れるので、これを取り外します。
少々力強く押し上げても壊れないので、ゆっくり取り外してください。
これでエアコンの分解は完了です。
意外と簡単ですね。
これなら一度してしまえば覚えられそうです。
続いて掃除に必要な道具ですが、
・歯ブラシ
・マジックリン(お風呂用)
・エアコンクリーナー
・掃除機
・サランラップorビニール袋
・テープ(ガムテープなど)
・激落ちくん
・割り箸
・霧吹き
・汚れてもよいタオル
などです。
エアフィルターには埃がびっしり詰まっていることが多いです。
まずは掃除機で埃を吸い取りましょう。そのあとは、残った埃を水と歯ブラシで取っていきます。
油汚れなどで汚れが取りにくい場合はマジックリンを噴きかけてしばらく置き、水で洗い流すときれいに取れます。洗ったあとは外などでしっかり乾かしてくださいね。
エアコンのフィンを掃除するにはエアコンクリーナーを使いましょう。ここで、電気部分がむき出しになっている場合はサランラップやビニール袋、テープを使ってその部分を覆っておいてください。
ブラシが付いている掃除機をお持ちの方は、まずブラシ付き掃除機でフィンを掃除しましょう。
ブラシなしで無理に掃除機をあててしまうとフィンが曲がってしまう場合があるのでくれぐれもご注意を。
エアコンクリーナーをフィンに吹きかけていきます。吹きかけた洗浄剤はそのまま外に流れ出ていくので大丈夫です。
また、エアコンの上にも埃はたまっています。ハンディクリーナーなどで取っておきましょう。
エアコンの内部清掃で厄介なのが、クロスフローファンの掃除です。クロスフローファンとは、風の吹き出し口の中にある黒くて筒状のものです。
ここも埃やカビがとってもたまりやすいところなので、掃除をする際には飛ばせない個所です。
業者を呼べば高圧洗浄機で一瞬できれいになりますが、家庭にはなかなかありませんよね。
そこで使うのが割り箸と激落ちくん、そしてマジックリンです。
まずは下準備からいきましょう。
割り箸は割らずに、激落ちくんを程よい大きさに切ってはさみます。
エアコンの下部は、床が洗剤などで汚れないようにビニール袋をガムテープで貼り付けておきます。
下準備はこれで完成です。
クロスフローファンには直接マジックリンをかけます。汚れがひどい場合にはしっかりかけましょう。そのあと、割り箸+激落ちくんでしっかりとこすっていきます。
だいたいこすれたら、あとは霧吹きで洗浄していきます。このとき、霧吹きはしっかり使いましょう。さきほどの下準備で水が垂れても安心です。
最後にタオルなどで水をきちんと拭き取れば完成です。
これでエアコンの掃除はばっちりです。
分解するときにはこれに注意!
分解するときには、とにかく慎重に!が大切です。
エアコンの部品は壊れやすいので、力づくで外すのはやめましょう。どうしても外せないのは外し方が違うのかも?
メーカーによってつくりが多少違うものもあるので、メーカー会社に相談するのも一つの手です。
また、電源コードは抜いておいた方がいいでしょう。分解後の掃除をするにあたっての安全策です。
洗剤や霧吹きを使ったりすることもあるので、水にぬれて感電してしまうのを防ぐためにも早めに抜いておきましょう。
以上、エアコンの掃除の際、自分で分解してみようというお話でした。
まとめ
・お金をかけずに自分で分解、掃除は出来る!
・エアコンの分解手順を確認しながら慎重に進めましょう
・掃除は家にあるもので!埃やカビをしっかり取り除きましょう
・分解、掃除時には電気器具に注意!
です。
これさえ守ればお家で自分で簡単にエアコンの掃除が出来るはずです。
コストも安く済むため、奥様にも喜ばれ、お父さんの株もぐんと上がることでしょう。
お父さん、家族のためにこの時期一肌脱いでみませんか?