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マンションの結露対策!!窓は!?壁は!?お悩み解決!!

私は心機一転、引越しをして新しいマンションでの生活が始まったのに、冬に結露に悩まされる経験がありました。

結露する場所は、窓ガラス、壁、玄関ドア、押入れやクローゼットなど部屋の中のさまざまなところです。

 

戸建てよりもマンションの方が多く、低層階の方が多い「結露問題」。

悩まれているあなたにどうしたら結露は無くなるのか、対策方法をご紹介していきたいと思います。

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マンションの窓に結露が!!その原因と効果的な対策は!?

そもそもなぜ結露は起こるのでしょうか?

ご存知だとは思うのですが、改めてお伝えすると窓ガラスや玄関ドア、壁などで寒暖差によって発生する水滴が結露といいます。

また、一般的に戸建て住宅よりも鉄筋コンクリート製のマンションの方が発生率は高いです。

 

私が以前結露に悩んだマンションは新築の鉄筋コンクリート製でした。

コンクリートは約10年にわたってコンクリートの中の水分を外へ放出していきます。

 

特に1〜3年の間はその放出が著しいということで、新築に住んだ私はまさにこの条件に合ってしまったわけです。

2003年建築基準法の改正により、24時間換気システムの設置が義務化されました。

 

私が住んだマンションにも24時間換気が付いていましたが、お風呂などは冬は寒くてスイッチを切ってしまい結露になるという悪循環がありました。

2003年以前に建築されたマンションも当然多数あるわけで、マンションという構造上、結露は切っても切れない問題です。

 

 

結露の起こる条件というのも何点かあります。
あなたのお住まいにはどれだけ当てはまるでしょうか?

・結露する場所は北側
・部屋は1階
・空気の流れがない
・室内の温度が高い
・煮炊きをする部屋である
・人が集まる部屋である
・出窓
・ストーブは石油ストーブ

 

上記のような条件が当てはまると、窓際や壁、玄関ドアは冬は特に結露していると思います。

 

それではどのように結露を防いだらいいのでしょうか?

まずは、上記の条件を見直していけば改善するのですが、どうすることも出来ない項目も多いです。

出来ることなら日常的に部屋を換気しておくことが望ましいです。

暖かい空気は下にさがりますので、窓ガラスも下のほうに水分が溜まっていると思います。

 

こまめに拭き取るのが一番ですが、なかなか続けるのも難しいですのでガラス結露防止シートなどを使用することをおススメします。

 

また、空気の流れがない場所は部屋の中の水蒸気が溜まってしまい結露が発生するので、扇風機やサーキュレーターで空気の流れを作るのも効果的です。

冬の間にサーキュレーターをまわすと、暖房で温まった空気が部屋を循環するので光熱費の節約に繋がるということで一石二鳥になりますね。

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マンションの壁にも結露が・・・カビ対策もしたい!!

窓ガラスについた結露の対策も手間がかかってしまいますが、その結露がその周辺の壁にまで及ぶとさらに大変なことになります。

出来れば窓ガラスまでにとどめておきたいところです。

 

なぜかというと、壁の結露は壁紙に浸透していき、カビて剥がれてきてしまうことがあるからです。

 

カビは室温20℃以上、湿度70%以上で急激に発生します。

そしてそのカビが好物なのがダニでダニも繁殖してしまうのです。

カビが発生してしまうとアトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、アレルギー性皮膚炎の原因にもなりますので注意が必要です。

 

壁の結露を見つけたら、空気の流れがない押入れなどはすでにカビが発生している場合もあるので、注意して見ておいてください。

 

 

それでは、カビが出てしまった場合にはどのように対応したらいいのでしょうか。

一番分かりやすいのは「カビ取り専用洗剤」で拭き取ることです。

カビの生えた場所に吹き付けた後は必ず時間をあけてから拭き取るようにしてください。

 

また、塩素のような強い薬品を使っていますので、作業は換気をしながら行ってください。

拭き取る際にも水分が残らないようにしましょう。(なお、壁紙の変色などに注意してご使用ください)

 

また、子供やペットがいるお宅であれば、カビ取りの洗剤はあまり使いたくないかもしれません。

そんな方には重曹と酢を合わせて使う方法もあります。

重曹をペースト状になるよう水で溶いて歯ブラシで擦る方法です。

擦る前と後に酢を含ませた雑巾で壁を拭くと重曹だけの場合よりもより効果的です。

 

ただ単純に面倒なことが嫌いな方には、白いクロス壁の場合に限りキッチンハイターを刷毛で塗り、タオルで水拭きするという簡単な方法もあります。

こちらもカビ取り洗剤同様、換気は十分に行って作業してください。

簡単に出来る部屋全体の結露対策とは!?

寒い季節はすぐに結露してしまい、拭き取る作業をこまめにするとかなりの手間です。

簡単に出来る結露対策なら長く続きそうですよね。便利グッズも含めていろいろな結露対策をご紹介していきます。

・窓ガラスには結露防止シートを貼る
・結露の水だれ防止スプレーを使う
・結露防止対策&防カビ抗菌剤を使う
・洗濯物は室内ではなく浴室に干して換気扇を回す
・窓ぎわヒーターウインドラジエーターを使用する
(暖かい気流を上部に向かって発生させるヒーターで窓下に設置する。
窓から逃げていく熱が減るので、電気代節約と体感温度2℃アップが期待できる)
・除湿機を使う
・サーキュレーター(扇風機)を回す
・ガラコを窓ガラスに塗る(ガラコ…車に使用するガラスコーティング剤)

まとめ

前述しているものも含めてさまざまな方法をご紹介しました。
とにかく換気をして空気の流れを作り、外との温度差を減らせば結露は防げますが、冬にそんなことをしたら確実に風邪をひきます。

洗濯物の部屋干しは天気が悪いときなどしてしまいがちですが、場所を浴室に変えるだけでも室内の湿度はだいぶ変化します。

サーキュレーターやウインドラジエーターは結露に対しての効果だけではなく、電気代の節約や体感温度が違うなど二次、三次効果が期待できますので、長い目で見て購入を検討されるものいいのかもしれません。

便利グッズをうまく使ってなるべく手間を減らし、水蒸気を多く含んだ空気が溜まらないようにこまめに結露対策していきましょう。

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