【動画解説アリ】エアコンの取り外しは自分で出来る!?どうやればいいの!?
引越しをする際って費用がたくさん掛かりますよね。
「できるだけ安く仕上げたい・・」
そんな風に考えたりはしませんか?
そこで 業者に頼まなくても自分で出来るものがあるんじゃないかと考えた結果
エアコンの取り外しを自力で行なうべく、徹底的に調べてみました!
◎エアコンの取り外し! 自分でやって問題ないの!?
エアコンって通常ですと、業者さんにお願いしますよね。
「もしかしたら素人がやると危険があるのかもしれない・・」
不安なまま作業するのは怖いですので、調べたところ
重大な注意点を含む2点が判明しました
☆要注意ポイント☆
①エアコンのガス抜き時に、誤った処理をすると室外機のコンプレッサが破裂することがあり、実際に怪我人も出ているそうです。
②室外機撤去用の経路を事前にきちんと確保すること。
障害物が多いと撤去できない場合がある・・との事。
きちんと確認しておきましょう♪
◎エアコンの取り外し方! 自分で出来る方法は!?
では実際に自分でやってみるにあたって・・
まずは準備するものから見ていきましょう。
<道具>
モンキースパナ(できれば2本)
ニッパー
プラスとマイナスのドライバー
六角レンチ
カッターナイフ
軍手
ガムテープ
脚立
パイプカッター(なくても大丈夫 あれば少し便利かな?^^;)
次に実際の手順を順番に書いていきます^^
<手順>
① 室外機の側面カバーを外します
② バルブのキャップを外します
③ 送り側のバルブを閉める 送り側は細い方です^^
④ エアコンの強制冷房を運転させます
⑤ 受け側のバルブを閉める 受け側は太い方です^^
⑥ エアコンの運転を停止します
⑦ 電源プラグをコンセントから抜きます
⑧ バルブのキャップを元に戻します
⑨ 室外機から配管パイプを取り外します
⑩ 室外機に繋がる電源コードを切断します。3本あるので1本ずつ。
⑪ 室外機を撤去します
⑫ 室内機を撤去します
動画
こちらの動画が一番分かりやすかったので
これを観つつ、作業を追っていきましょう^^
~エアコンのガス抜き(ポンプダウン)~
①~⑥
エアコンの中にはガスが入っているため、こちらを室外機に出させる作業になります。
外すカバーはこちら側です。ドライバーを使って開きます。
カバーを外したら、まずはモンキースパナを使いバルブのキャップを外します。
両方のキャップを外したら、あとでまた取り付けるので分かる場所に保存しておいてください。
次に、送り側(細い方)のバルブに六角レンチを挿し込み、右回しに閉めます。
きっちり閉め切ったら、エアコンの強制冷房を運転させます。
こうすることで、室外機にガスが送られていくわけです。
*「強制冷房」はエアコンに備わっている機能です。
手法はメーカー・製品によって異なるので、それぞれでお調べください^^
本来ですと、エアコンと室外機の中を循環しているガスですが
送り側のバルブを閉めたことで、エアコン側には戻らなくなります^^
で、2~3分程度経過したら 受け側(太い方)のバルブも同じように閉めます。
この時点でエアコンの運転も停止させます。
~室外機の取り外し~
⑦~⑪
まずはコンセントからエアコンの電源プラグを抜きます。
ここで電源プラグを抜き忘れてしまうと、後ほど感電する危険があるため
忘れないように 必ず抜いてください!
室外機に繋がっている送り側(細い方)の配管の接続部のナットを緩め、配管パイプを室外機から取り外します。
続けて、同じように受け側(太い方)も取り外します。
この際に、「パシュッ」と短く空気が漏れるような音がしたらポンプダウンが成功している証になります。
逆に「ブシュー・・・」っと長い音がするようであれば、ポンプダウンが失敗していますので、ガス抜き作業からやり直しになります。
次に電源コードを切断します。
室外機側の電源コードは3本あり、ショートする危険があるため必ず1本ずつ切断していってください。
また、この作業をする前に 必ず再度電源プラグをコンセントから抜いてあるか確認してください。感電は怖いですからね^^;
最後に外しておいたバルブのキャップを元に戻してから、室外機を撤去します。
いよいよ作業の大詰めです。
~室内機(エアコン本体)の取り外し~
⑫
まず、室内側から壁の隙間を埋めていた粘土等を取り除きます。
同様に外側にも詰め物等があれば、それも取り除きます。
この際に、パイプや配線の通り道に化粧カバーがついていれば、こちらも今のうちに取り外しておきます。
次に室内側でぐるぐる巻きになっている配管テープを剥がします。
動画のように、カッターを使って中のナット部分を出します。
ここでモンキースパナを2本用意した意味が出てきます♪
準備って大事ですね、ホントに・・。
ナット2つを固定する側と回す側にして、配管を外します。
もし固くなっていて外せないようであれば、切断します。
動画ではパイプカッターを使用していますが、なければニッパーでがんばりましょう^^;
次に室外機に繋がってきた電線やパイプを切断していきます。
これでやっとエアコン本体が取り外せます。
脚立を使い、高い位置での作業になりますので重々注意してください。
誤って脚立から転落してしまうと、怪我をしてしまいますからね^^;
本体を取り外す際、エアコンの中に溜まった排水がこぼれる可能性があるので注意してくださいね!
で、取り外したら金属の据付板が出てきます。
こちらのネジを外して、据付板を壁から取り外します。
最後に、残された配管や電線などを壁の穴に押し込み、外側から引きずり出します。
残った壁の穴には粘土状のパテや、穴埋め用キャップを使うと良いようです♪
◎エアコンの取り外しで特に注意したい点は!?
ここまで、作業の流れを見てきて もうお分かりかと思いますが
・「電源」による感電の危険性
・「ガス抜き」時の作業ミスによるコンプレッサの爆発
・「室内機取り外し」時の転落事故
この3点は大怪我に繋がりかねませんので、ホントに注意してくださいね!
=まとめ=
ここまで動画などを観ながら作業を追ってきましたが・・、正直言うと 素人にはそこまで推奨されるべき作業ではないな・・と・・。
私は、工事経験があるので実践してみようと思っていますが 道具も全くない作業も怖い人は、できるだけ安い業者さんを探してやってもらうのが良いかもしれません。
やってみようと思ったアナタは、怪我などしないように重々注意しながら作業にあたってくださいね♪^^