【完全版】魚焼きグリルの臭い!! 簡単に取れるお手入れ方法は⁉
グリルで焼いたおいしい魚を、家族に食べさせてあげたい。
なのに、焼いた後のお手入れが面倒!!
おまけに次の日も臭いが消えないし・・・。
魚焼きグリルって、使うのをためらってしまいますよね。
フライパンで焼けばお手入れは楽ですが、グリルで焼き、ほどよく油が落ちた魚の味にはかないません。
そこで、臭いを気にせずグリルが使えるよう、臭いの解消法とお掃除法についてご紹介します。
グリルの機種によっては、使ってはいけない方法もあるかもしれません。
お手持ちのグリルの取り扱い説明書で、できるかどうか確認してから試してみてくださいね。
魚焼きグリルの臭いを効果的にとるには何がいい⁉
まずは、魚を焼いた後の臭いをどうにかしたい。
それなら、以下の方法を試してみてください。
【コーヒー】
<ドリップ後のコーヒー>
ドリップをして楽しんだ後のコーヒーの粉を使います。
いつもなら捨てるだけの粉が活躍してくれます。
コーヒーには消臭効果があるんですよ。
手順
受け皿に、コーヒーの粉(ぬれたままでOK)を入れて全体へ広げる。
↓
弱火で2~3分、加熱。
↓
コーヒーの香りがしてきたら終了
冷めたら、コーヒーの粉を捨てる。
<コーヒー豆>
コーヒー豆そのものを使って消臭する方法もあります。
手順
受け皿に、コーヒー豆を入れる。
↓
5分ほど加熱。
↓
冷めたらコーヒー豆を取り出す。
【お茶の葉】
コーヒーの粉と同様に、お茶を出した後の「出がらし」を使います。
煎茶でも玄米茶でも、緑茶であれば何でも大丈夫です。
手順
受け皿にお茶の葉を広げる。
↓
2~3分弱火で加熱。
↓
お茶の香りがしてきたら終了。
冷めた後に、お茶の葉を捨てる
【柑橘系の果物】
柑橘系の果物の絞り汁を使う方法です。
柑橘系の果物は、
レモン、すだち、みかん、ライム、オレンジ、・・・など。
手順
柑橘系の果物を絞った汁を用意.3
↓
しぼり汁で庫内を拭く。
↓
サビ防止のため、布やキッチンペーパーでふき取る。
【空焼き】
グリル内のお掃除後に空焼きするのもひとつです。
だいぶ臭いがやわらぎます。
手順
お掃除後の受け皿と焼き網を入れる。
↓
5分ほど空焚きする。
魚焼きグリルの汚れもすっきり取りたい!! お掃除方法の紹介
臭いを残さないためにも、魚焼きグリルの汚れは、しっかり取っておきたいですね。
【使い終わったら洗う】
焼き網と受け皿は、使ったらその都度洗います。
台所用洗剤で洗っておけば大丈夫です。
すぐに洗えないときは、ぬるま湯につけておくだけでも汚れ落ちが違います。
台所用洗剤を入れてつけ置きすれば、さらに効果的。
ただ、いくら頑張っても、焦げ付きや油汚れが残ってしまうこともありますよね。
そんなときのお掃除方法を紹介します。
まずは、これを覚えておくといいですよ。
油汚れ(ベトベトする汚れ)→「セスキ炭酸ソーダ」を使う
焦げ付き汚れ(こびりついて、固くなった汚れ)→「重曹」を使う
【庫内】
魚焼きグリル庫内のお掃除方法です。
<軽い汚れ>
軽い汚れであれば、水拭きするだけOK。
<がんこな汚れ>
水拭きだけでは取れない油汚れにオススメなのが、
「セスキ炭酸ソーダ水」
です。
「セスキ炭酸ソーダ水」は、自分で作ることができます。
セスキ炭酸ソーダ小さじ1(5g)と水500mlを、スプレーボトルに入れてよく振って混ぜるだけ。
セスキ炭酸ソーダは、ドラッグストアやホームセンターで手に入ります。
100円ショップにも置いてありますよ。
市販品もあります。
セスキの 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 500g
手順
セスキ炭酸ソーダ水をスプレーする。
↓
気になる汚れは、歯ブラシやスポンジでこすって落とす。
がんこな汚れは、ミラミンスポンジでこする。
↓
水拭きする。
【焼き網】
焼いた魚がこびりつきやすい焼き網。
セスキ炭酸ソーダ水を使ってもよいのですが、焦げ付きがひどいときは重曹を使いましょう。
手順
ぬるま湯を用意する。
↓
1リットルにつき大さじ3杯の重曹を入れて溶かす。
↓
焼き網を30分~1時間くらい浸しておく。
↓
スポンジや歯ブラシ、ミラミンスポンジなどでこすり落とす。
↓
水ですすぎ、水分を拭き取る。
【受け皿】
受け皿の汚れは、魚から出る油による汚れです。
なので、セスキ炭酸ソーダ水を使います。
手順
セスキ炭酸ソーダ水をスプレーして、スポンジなどでこする。
(汚れがひどいときは、そのまましばらく置いておく。)
↓
布やキッチンペーパーでふき取る。
↓
セスキ炭酸ソーダが残ると白くなってしまうので、水洗いか水拭きをするする。
【排気口】
排気口カバーは台所用洗剤を使い、スポンジで洗えばOK。
排気口は、自作のお掃除棒を使ってみましょう。
作り方は簡単です。
菜箸や割りばしに、いらない布を巻き、輪ゴムで止めます。
輪ゴムは布全体に、クルクルと巻き付けます。
お掃除棒ができたら、お手入れにチャレンジ。
排気口の中をお掃除棒でこすり、汚れを拭き取ります。
魚焼きグリルに臭いが付かないように予防は出来るの⁉
魚を焼く時の臭いは、焼いている間に取ってしまえれば理想的。
「そんなことできるの?」
と思ってしまいますよね。
それがまた、できるんです!
では、臭いの予防策をご紹介します。
<片栗粉>
水に溶け、熱を加えると固まる片栗粉の性質を利用します。
手順
200~300mlの水に大さじ4杯の片栗粉を溶かす。
↓
グリルの受け皿に流し込む。
↓
そのまま魚を焼く。
↓
グリルの熱が冷めるまで待つ。
↓
固まった片栗粉をはがして捨てる。
<重曹>
消臭アイテムとして、重曹をご存知の方も多いのでは?
重曹は、魚を焼いている間も使えます。
手順
受け皿に重曹をしきつめる。
↓
そのまま魚を焼く。
↓
終わったら、重曹の汚れた部分だけ取り除いておく。
<グリルストーン>
受け皿に敷き詰めるだけのグリルストーン。
ホームセンターや100円ショップで手に入ります。
燃やせないゴミとして処分できる場合はよいのですが、石は捨てられない地域もあるかと思います。
そんなときは、土に戻せる商品が便利です。
<紅茶のティーバッグ(使用済み)>
紅茶を出した後のティーバッグを受け皿におき、魚を焼きます。
これだけで消臭効果が期待できます。
<柑橘系の果物(皮)>
柑橘系の果物の皮も使えます。
果物の皮は、受け皿に入れるので、小さくちぎっておいてください。
あとはちぎった皮を受け皿に置いて、魚を焼くだけです。
まとめ
1.魚焼きグリルの臭いを効果的にとる方法は?
・以下のものを受け皿に入れて加熱する。
ドリップ後のコーヒー粉
コーヒー豆
お茶の葉
・柑橘系の果物のしぼり汁で庫内を掃除する。
・グリルの空焼き。
2.臭いがすっきり取れる魚焼きグリルのお掃除法は?
・庫内
軽い汚れは水拭きでOK。
がんこな油汚れには「セスキ炭酸ソーダ水」を。
・焼き網の焦げ付きには「重曹」。
・受け皿には、「セスキ炭酸ソーダ水」をスプレーする。
・排気口はお手製お掃除棒で。カバーは台所用洗剤で洗う。
3.魚焼きグリルの臭い予防法は?
・「片栗粉」を水に溶かして受け皿に入れる。
・受け皿に「重曹」を敷きつめる。
・受け皿に「グリルストーン」を敷きつめる。
・受け皿に、使用済みの紅茶のティーバッグを入れて魚を焼く。
・柑橘系の果物の皮を、小さくちぎって受け皿に置く。
お掃除で紹介したセスキ炭酸ソーダは、重曹の10倍の洗浄力だそうです。
汚れの種類によって、アイテムを使い分けることでお掃除がぐんと楽になります。
消臭や消臭予防は家にあるものでできますし、手間もかからないので、魚もためらわずに焼けちゃいますね。