意外と簡単!ボールペンのインクがシャツに付着した時の染み抜き方法!
営業など仕事での外出先で、ボールペンや万年筆など胸ポケットに入れて歩くことはありませんか?
サッと取り出せてすぐにメモを取れるので、外回りのお仕事をされている方は、胸ポケットに入れている方は多いと思います^^
いつもならこんなことはしないのに、うっかりボールペンの先を出したまま胸ポケットにしまい込んでしまってシャツにインクが付いてしまった!
ボールペンを胸ポケットにい入れたまま洗濯をしてしまい、インクがシャツにしみついてしまった!
なんてこともたまにはありますよね?
アナタはこんな時どうしていますか?
クリーニングに出します?いやいや!まだ早いですよ!^^/
アナタにも、ボールペンのインクが染みついたシャツのシミを取る事が出来るんです!
そこで今回は、どうやったらボールペンのインクが染みついたシャツの染み抜きが出来るのか?
その方法をご紹介していきたいと思います^^/
ボールペンのインクの成分
まずシミの元となっているボールペンのインクが、どのような成分で構成されているのか?
染み抜きをする上で必ず知っておく必要が有ります。
まずは油性のボールペン。
油性ボールペンのインクは、油性の染料とアルコール系の溶剤が主な成分です。
そこでシミを落とすためには、ボールペンに含まれている溶剤と同じアルコール系の物を使用しないとインクの染みは落ちません。
そして水性ボールペン。
水性ボールペンのインクは、溶剤に水が使われています。油性ボールペンがアルコール系の溶剤を使ているのに対して、溶剤が水なのでシミ抜きが水を使うだけで良いので、比較的楽に染み抜きが出来ます。
この様に、シミの種類によってどの方法でシミを落としていくのか変わっていくので、必ずボールペンのインクに含まれている成分を把握しておきましょう!
簡単に落とせるインクの染み抜き方法
ココからは、実際にインクのシミの落とし方について解説していきます!
意外と簡単に染み抜きが出来るので、びっくりしちゃうかもですよ?^^
まずは油性ボールペンのインクの場合からご説明していきたいと思います!
油性ボールペンには先ほどもお話しした通り、溶剤にはアルコール系の成分が使用されています。
そこで溶剤と同じアルコール系の物を使ってシミを抜いていきます!
アルコール系と言えば、ご家庭にある消毒用エタノールやマニュキアなどを落とすために使用する除光液などが有りますね!
そこでこちらを使用していきます!
除光液を使用する場合は、プロピレングリコール類を含んでいる物を選んで使て下さい。
この成分には、乳化作用があるので油性の染料を入荷させて落としやすくしてくれます。
ではシミの抜き方をご説明していきますね^^
まず、あて布用のタオルを敷いて、その上にシミがタオルに当たるように衣類を置きます。
インクのシミに、消毒用エタノールか除光液を少しずつ垂らし、もう一枚のタオルか布を使ってシミをトントンと叩いていきます。
あて布のタオルにシミが移ったら、タオルのシミが移っていない部分を使って同じ作業を繰り返します。
油性ボールペンのインクはもともと落ちにくいものです。
衣類に付いた油性インクを完全に落とすのは、正直なかなか難しいですが、目立たなくなる程度までには薄くできます。
そのため、あて布にインク移りがなくなったら、衣類にシミが残っていても作業は終わりです。
シミ抜きした部分には、シミ抜き用に使った溶剤やインクの油分がわずかに残っています。固形石鹸か弱アルカリ性洗剤で、シミの部分を手洗いするか、洗濯機に入れて洗濯しましょう^^
次は、水性ボールペンのシンクのシミ抜き方法をご説明していきます!
先ほどもお話ししましたが、水性ボールペンのインクには、溶剤に水が使われています。
油性ボールペンに比べるとシミ抜きが比較的楽に出来ます。
ただし油性インク同様、水性インクもわずかにシミが残ってしまう場合がありますのでそのあたりは覚えておきましょう!
水性ボールペンのインクのシミ抜きは、油性インクよりも簡単です。^^
シミの部分を水で濡らしてから、上にペーパータオルを置いて、シミが浮き上がるのを待ちます。
この作業を繰り返して行き、シミ移りがなくなったら終了です!
水でシミを濡らすときに、石鹸水を使っても行えばなお落ちやすいので、おススメですよ!
このあと洗濯機で洗えば、だいぶシミが落ちていると思います^^
インクが付いたまま乾いて時間が経ってしまうと、水性インクであっても落とし切ることは難しくなります^^;
また、インクの付いた衣類が水洗いのできない絹やウールの場合、染み抜き自体できませんので、その場合はクリーニングに出すことをおススメします。
まず、シミが付いたらすぐに落とす!
ボールペンのインクのシミを落とすには、出来る限り早めに対処することが大事ですよ!
間違った染み抜き方法
染み抜きをする上でやってはいけないこと!
それはこすり落とそうとすること!
シミの部分をこすれば汚れが落ちそう!などと思ってはいけません!
擦ってしまうと、余計に繊維の中へ汚れが入り込んでいってシミが落ちにくくなってしまいます!
ゼッタイに擦ったりしないでくださいね!
うっかりして、シミを作ってしまう事は誰にでもよくある事ですが、今回ご紹介した方法で落とせば、シミが落ちないくらいになるまで残ってしまう事はまずないので、是非実践してみて下さいね!^^/