掃除機のニオイの原因はホースの内側に! きちんと掃除しよう
掃除機を使用していると、鼻をつく嫌なニオイが出てくることがありますよね。
実はアレってホースの内側にその原因があるのです^^;
部屋をキレイに掃除して満足しがちですが、掃除用具自体を掃除することで
ニオイを押さえつつ、掃除機の寿命も延びるんですよ^^♪
あの嫌なニオイが気になるアナタのために、ホースの汚れ・掃除の仕方等の手法をご紹介していきますね♪
◎掃除機のホースを放置し続けていると・・・
掃除機のホースなんて、ただの通り道。吸い込む勢いも強いから特に汚れも溜まらないだろうと思ってるそこのアナタ!
とんでもありません!
長く使い続けていると、ホースの内側に少しずつ埃やゴミが付着していき・・
そのままこびりついてしまうのです!
特に湿気の多い場所で使用すると、この可能性が高く要注意です!
湿気が多いと、そこにゴミが積もってカビが発生している可能性もあります。
もしかしたら、ホースの内側が大変なことになっているかも!?
◎掃除機のホースの掃除の仕方
では実際にホースを掃除していきましょう^^
まず、掃除機のホースには大きくわけて2種類あります。
電極やスイッチが付いているタイプのものと、付いていないタイプのものです。
<電極やスイッチが付いていないタイプ>
昔からよくある蛇腹状のただのホースタイプですね^^
こちらは単純な構造なので水を使って洗うことが可能です♪
① まず本体からホースを取り外す
② キッチンハイター等の洗剤を希釈して、流し込む(どちらからでも可)
この際、全体にきっちり行き渡るようにゆっくり左右に傾けたり、口からこぼれないように手などで蓋をしたうえで振ったり揺らしたりしても良いと思います^^
この際、洗剤が手や顔に掛かったり 洗剤のニオイを吸い込んだりしないように手袋やマスク、ゴーグルなどをしておきましょうね^^
③ 10~20分ほど放置する
全体に希釈した洗剤が行き渡ったら、液が漏れてこないように両側の口の部分をラップとゴムを使って栓をします。
そのまま10~20分ほど放置しましょう^^
④ よく洗い流す
放置が済んだら、ホース内部をよく水で洗い流します。
口から水をじゃばじゃば入れるだけでは洗い流しにムラができたりする可能性があるのでホースなどを使って、中の方までよく洗い流すようにするといいでしょう^^♪
⑤ 乾燥
風通しのいい場所(ベランダや庭など)で完全に乾くまで乾燥させます。
中途半端に湿気が残ったままでは、またカビの温床になってしまいますからね^^;
きっちり乾燥したら、本体に戻して終了です♪
<電極やスイッチが付いているタイプ>
こちらは、故障の原因となる可能性があるため水を使うことはできません。
そのため、「電極やスイッチが付いていないタイプ」と較べると、完全にカビ菌などを根絶させることはできません。
しかし大きな汚れを取るだけでも嫌なニオイの軽減に繋がりますし、薬剤を使わない分 安全だともいえます。
① 排水管ブラシを使う
一般に「排水管ブラシ」と呼ばれる、長めのワイヤーの途中にいくつもの掃除用ブラシがついたものです。
こちらを取り外したホース内部に通し、搔き出す形で汚れを除去します。
② 使い古したパンティストッキングで代用する
排水管ブラシが手元に無い場合や、近場で売ってるお店が無い場合などは
使い古したパンティストッキングで代用することができます。
クリーニングを利用した際についてくる針金ハンガーなどを分解し、ホース内部よりも少し太くなるようにストッキングを巻きつけていきます。
こちらを内部に挿入し、くるくると回しながら汚れを絡め取っていきます。
但し、ホース内部に傷などがありストッキングが引っかかることがあります。
この場合は無理やり回したり押し込んではいけません。
ホース自体が破損してしまったり、押し込んだものが詰まって抜けなくなってしまう・・そんな新たな問題を生じさせかねないからです^^;
③ 雑巾で水拭き
・長めの紐を用意し、その端に薄手の雑巾を堅めに結ぶ(紐の長さはホースよりも長い方が良い
・バケツに漂白剤と水を合わせ入れて混ぜる(希釈する)
・雑巾をバケツに浸してから、よく絞る
・ホース内に紐を通して、ゆっくりと引っ張りながらホース内部を水拭きする。この際、引っかかり等を感じたら無理に引っ張らずに一度少し戻すようにする(ホース破損を防ぐため)
・何度か繰り返してホース内部の汚れを除去する
・風通しの良い場所で完全に乾燥させる
◎掃除機を長く使うためにはきちんとメンテナンス!
一般的に掃除機の寿命は7年程度という統計が出ています。
我が家や、うちの職場では掃除機といえば少しくらい壊れているのがわかっていても、ついつい使い続けてしまう家電の1つです。
アナタのお宅ではいかがですか?
掃除機を長く使うためにはホース内部だけでなく、フィルターや吸い込み口、ゴミが溜まる場所である集塵部の汚れなど、マメに掃除していくことが大切です。
掃除のペースは、毎日掃除機を使用するとしても月に1度程度で大丈夫です^^
また、ホース掃除の仕方のところでも紹介しましたが、決して力任せに無理やり掃除するようなことは避けましょう^^;
もしそれが原因で壊れてしまった・・・なんてことになったら、部品交換や最悪の場合買い替えなんてことになってしまいます。
ついつい雑に扱いがちな掃除機ですが、「電化製品」ですので
できる範囲でいいので、きちんとメンテナンスしながら長く使い続けましょうね^^♪