猫の毛の掃除が知りたい!フローリングにはこの方法がベスト!
世間はいつの間にか猫ブーム。
便乗して猫を飼いだしたおうちもあるのではないでしょうか。
のほほーんと過ごしている姿、甘えにすり寄ってくる姿、人間には理解できないけど何かと必死に遊んでいる姿。
見ているだけで癒されますよね。
しかし、生き物を室内で飼っている限り、癒されるだけでは終わりません。
食事や糞尿始末はもちろんですが、意外と盲点なのは、抜け毛!
特に猫の毛が明るめの場合、フローリングに落ちているとすぐ見つけちゃいますよね。
さっき掃除したのにもう落ちてる!!
そう、猫を飼う限りは十余年、毎日抜け毛との闘いです。
特に換毛期は動いただけでも大量に落ちています。
そこで今回は、フローリングに落ちた猫の毛のお掃除方法をご紹介します。
家にあるものでしたい猫の毛の掃除
フローリングは、カーペットなどに比べて掃除はしやすいです。
フローリングに毛が絡まって取れない!なんてこともないですよね。
特にお金をかけずに猫の毛掃除をおこなうには、やっぱり掃除機が一番です。
滑りの良いフローリングなので、掃除機のもっとも得意とする分野です。
ですが、やっぱり隅々まではなかなか毛を取ることはできません。
特に隅の方は、掃除機だと難しいところですよね。
そこで、用意するのは水の入った霧吹きと雑巾です。
気になる場所に霧吹きをシュッシュとかけ、あとは雑巾で拭くだけです。
先に霧吹きで毛に水をかけておくことで、ターゲットをしぼることができるので掃除がしやすいです。
同時に他のホコリもキャッチしてくれるので、一石二鳥ですね。
雑巾は、乾いたものの方がいいでしょう。
乾燥している方が、水を吸い込んだ毛やほこりを、ほどよいかたまりにして取ることができますよ。
フローリングの猫の毛掃除のぴったりなグッズは?
毛といえばコロコロです!
最近ではフローリング用のコロコロも販売されています。
ペットの抜け毛のために発売されたのですか?というくらい効率よく毛の掃除をすることができます。
使ったらポイするだけなので簡単ですよね。
その他にも、クイックルワイパーが重宝します。
ウェットタイプとドライタイプがありますが、念入りにするなら両方使用することをおすすめします。
使う順番は、まずはドライタイプの方からです。
さきほどご紹介した霧吹きと乾いた雑巾とは真逆の順番ですね。
クイックルワイパーのドライシートは吸水性はなく、乾いた毛やホコリを絡め取る方が得意なのです。
なので、まずはドライシートで大まかなごみをキャッチします。
全体的に取れたら、次はドライシートでは絡み取ることができなかったウェットシートを使って拭いていきます。
ウェットシートは除菌もしてくれるので、猫ちゃんも気持ち良く床に寝転がることができますよ。
また、他にもマイクロファイバー素材のもので毛を絡め取るのも経済的です。
洗えば何度でも使えますし、抜け毛やほこりもごっそり拾ってくれるのでおすすめです。
猫の毛をなるべく落とさない為にできること
とはいえ掃除をしても5分後にはもう毛がふわり、ふわり。
目を疑う早さで床に復活してます。
抜けるものは仕方ありません、誰にも止めようがありません。
なので、毛を床に落とさない努力をした方が先決と言えます。
日頃からできる対策を3点、ご紹介します。
①ブラッシングをする
床に落ちる前に抜け毛や抜けそうな毛をあらかじめ取っちゃおう作戦です。
普通の毛の長さの猫なら、換毛期でも多くて1日1回でいいでしょう。
毛の長い子になると、1日2回はした方がいいです。
換毛期には抜け毛が気になり、猫も自分でグルーミングをして毛をなめとるのですが、その毛の量が多く、毛を排出するのが苦手な子だと、「毛球症」という病気にもなりかねません。
体内に毛玉が溜まり、ひどい時には手術も必要です。
こうならないためにも、ブラッシングは欠かせない作業なのです。
ブラシの種類もたくさんあります。
毛の短い~普通の長さの子には、ソフトタイプの獣毛ブラシ、コーム、ラバーブラシなどがおすすめです。
ブラシ先が硬いものだと、毛の短い子には皮膚に直接当たってダメージを受けてしまうこともあります。
柔らかいものや刺激の少ないものを選びましょう。
また、ラバーブラシはプラスチックでできているのでマッサージ効果もありますが、静電気を帯びたり、噛んで壊されることもあります。
2種類は用意しておき、その時に合わせて使い分けてあげることが重要です。
毛の長い子だと、獣毛ブラシのハードタイプ、スリッカーブラシ、コームなどがいいでしょう。
長毛は毛が絡みやすく、これらのブラシは毛玉を取ったり防いだりするのに向いています。
ご自分の愛猫に合ったブラシを選んであげてくださいね。
②シャンプーする
シャンプーを嫌がる子も多いと思いますが、シャンプーをすることによって毛が大量に流れてくれるので、抜け毛対策にはやっておきたい作業です。
あまりやり過ぎると猫の体にも負担がかかってよくないので、多くても季節の変わり目ごろ、換毛期のときにしてあげるといいでしょう。
③服を着せる
犬にもよく見られますが、服を着せるのはファッションや可愛さだけでなく、抜け毛対策としても使用することがあります。
実際、うちにも毛がわさわさ抜けるポメラニアンがいるのですが、家で服を着せることによって抜け毛が以前ほど気にならなくなりました。
ただし、暑がる犬種なので冬でもタンクトップみたいな服ですが…。
猫ちゃんが嫌がらなければ、そんな対策もできますよ。
今回のまとめは
・家にある霧吹きと乾いた雑巾で徹底フローリング掃除!
・抜け毛掃除グッズもさまざま!使い方を覚えて効率よくに掃除しましょう
・まずは何といっても毛を落とさない努力から!3選
でした。
カーペットよりは掃除のしやすいフローリングですが、それでも終わりの見えない毎日の毛との闘い。
室内で動物を飼っていたら、どうしても避けて通ることができない道です。
本当に抜け毛が嫌なら、動物を飼うのはやめた方がいいかもしれません。
あまり神経質にならず、気になった時に掃除をするのが一番ですよ。
抜け毛と向き合うのも長くてたった十余年です。
残された時間、しっかり猫ちゃんを可愛がってあげてくださいね。