素材別にシールをきれいにはがす方法をご紹介!プラスチック、ビン等
「せっかく新しい物を買ったのにラベルが綺麗に剥がれない」「子供が貼ったシールが剥がせない!」
なんてこともありますよね。
私も以前食器に付いたシール剥がしに失敗し、諦めてそのままにしていたこともあります。
そこで、シールを綺麗にはがす方法とベタベタの取り方をまとめました。
シールがべたべたしてはがれないのはどうしてなのか?理由はコレ!
そもそもなぜシールは「くっつく」のでしょうか。
それは、シールの裏側に塗られている粘着剤が水のようになり、接着面の隙間に入り込むことでシールと接着面がぴったりくっつきます。
この原理でシールはくっつくようになっています。
なので、シールを剥がすにはシールと接着面の間に隙間を作ると剥がしやすくなります。
その為には熱を加えたり、洗剤などを使用する必要があります。
また、剥がすものの素材に適した方法で剥がさないと傷ついたり、取れにくくなってしまったりする可能性もあるので注意が必要です。
シールが貼ってあるものの素材によって、効果的なはがし方が違います!
シールを剥がす方法はたくさんありますが、簡単な方法から紹介します。
【ドライヤー】(プラスチックなどの熱に弱い素材は使えません。)
ドライヤーの熱を使って剥がします。
①シールをドライヤーの熱で温めます。
②温めることでシールの粘着力が弱まり剥がしやすくなりますが、温めすぎると逆に取れにくくなってしまいます。シールの状態を見ながら温めるのがポイントです。
③あとはゆっくり剥がすだけです
【台所用洗剤】
①台所用洗剤を直接シールに垂らし、上からラップをかけます。
②10分程放置して、剥がします。
③洗剤を拭き取ると綺麗に取れます。洗剤が残っていると変色する可能性があるのでしっかり拭き取りましょう。
【シール剥がし用スプレー】
①シールにスプレーをかけます。
②シールの面積が広い場合はあらかじめシールに切れ込みを入れておきます。
③1分程放置して剥がします。
④残ったスプレーを拭き取る
【水に浸け置きする】(水にぬれても大丈夫な素材の場合)
①桶や洗面器に水をいれて、その中に一晩浸します。
②翌朝にはシールがふやけて綺麗に剥がせます。
次に、素材別におすすめのシール剥がしの方法をご紹介します。
〈陶器類〉
水にも熱にも強いので上記でご紹介した方法が全部使えます。
〈ガラス類〉
グラスのような小さいものは水に浸けるのがおすすめです。窓ガラスには台所用洗剤・お酢・ハンドクリームがおすすめです。
〈プラスチック〉
台所用洗剤・お酢ハンドクリームがおすすめです。
〈本・紙類〉
ドライヤーがおすすめです。
シールをきれいにはがす方法のまとめ。作業のポイントや注意点など
シールを剥がす方法はまだまだあります!上記で紹介した方法以外で取れない場合に試してみてくださいね。
【酢】
お酢は酸性なので粘着物を溶かす働きがあります。
シール部分に酢をたっぷりつけラップを被せて数分待ちます。酢の成分が粘着部分を溶かしてくれて綺麗に剥がれます。
【ハンドクリーム】
粘着部分にハンドクリームを練りこんで数分待って剥がします。
【お湯】
食器などの陶器、瓶の場合は熱湯にしばらくつけてから剥がします。
上記で水を使った方法を紹介しましたが、一晩も待てないという方におススメです。
【電子レンジ】
シール部分を水に濡らして30秒ほど電子レンジで温めれば剥がれます。
【除光液やライターのオイル、灯油】
水性の除光液で剥がれます。プラスチックには使えません。
【歯磨き粉】
歯磨き粉をしばらく練りこんでから、剥がします。
〈シール剥がしの注意点〉
シールが貼られている素材によっては、シールは剥がれても素材自体が傷ついたり、傷んでしまうことがありますので注意が必要です。
〈残ったべたべたの取り方〉
【セロハンテープやガムテープを使う】
①セロハンテープを5㎝程切り取り、粘着面が外になるように輪っかを作ります。
②セロハンテープの粘着部分をべたべた部分に押し当てます。するとべたべた部分がセロハンテープにくっついて取れます。
【CRC5-56を使う】
浸透力のある油で粘着部分を溶かして剥がします。
①べたべた部分に吹き付けてしばらく待ちます。
②手でべたべた部分を擦ります。
③あとは雑巾で拭き取ります。
【消しゴム】
消しゴムでゴシゴシこするだけです。
【みかんの汁、皮】
みかんにはリモネンが含まれているのでベタベタが取れやすくなります。
みかんの汁や皮を絞って染み込ませてからキッチンぺーパーで拭き取ります。
まとめ
いずれの方法でも、シールを剥がす際にはゆっくり剥がすことがポイントです。
シール剥がしはお家にあるドライヤー、水、台所用洗剤で綺麗に取ることができるので是非試してみてください。
これで子供さんがシールを貼ってしまっても安心ですね。