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失敗しない!!結婚式を締めくくる良い父親の挨拶とNGワードとは?

今まで育ててきた子供の結婚。

嬉しさや、寂しさ、気持ちは様々だと思います。

 

そんな結婚式を締めくくるのは、相手のご両親、お祝いに来てくれた上司や恩師、友人、知人など多くのゲストへの挨拶です。

挨拶するのは、大抵、新郎の父親であることが多いですが、絶対にという決まりはなく、新婦の父親である場合や、新郎本人、または新郎新婦であることもあります。

任された以上、大切な挨拶を失敗するわけにはいきません。

 

しかし、当日は嬉しさや寂しさが入りまじり、さらにお酒の力も手伝って、準備なしでは、まともに挨拶できるか不安です。

事前に打ち合わせをしっかりとし、どんな挨拶にするのかしっかりと用意しておくことが必要です。

特に、結婚式では、縁起が悪いとされ、使わない方がいいと言われる、いわゆるNGワードがいくつかあります。

今回はそれらも含め、新郎の父親が、結婚式で失敗しない挨拶についてご紹介します。

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挨拶をするタイミング

まずは挨拶のタイミングですが、結婚式の流れとともにご紹介します。

ゲストが入場し、揃ったところで、新郎新婦の入場が始まります。

司会より開宴の挨拶、新郎新婦の紹介がされます。

 

次に主賓と呼ばれる、招待ゲストの中で最も格が高いゲストの挨拶があります。両家より1名ずつ行われることが多いです。そして簡単な挨拶が入り、乾杯です。

見せ場であるウエディングケーキ入刀が行われ、歓談、食事が始まり、和やかな雰囲気に変わります。

 

続いて恩師や、友人などゲストのスピーチが行われ、終わると新郎新婦がお色直しのため退場します。お色直しを終え、再び入場、キャンドルサービスが行われます。

式もだんだん盛り上がってきたところで、友人などゲストによる余興が始まります。余興の後は、祝電の紹介、新郎新婦から、両親への手紙、記念品・花束の贈呈が行われ、会場は感動に包まれます。

ここでいよいよ両家を代表して、父親の挨拶行われます。

この後に閉会の辞、新郎新婦退場、ゲストの退場、お見送りと続き、式は終了するので、本当の最後の最後、大切な挨拶になります。

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使ってはいけないNGワード

そんな重要な挨拶。まずは基本を知ることからです。

結婚式の挨拶に使ってはいけないNGワードについてです。お祝いごとで使ってはいけないのは、忌み言葉です。

忌み言葉とは、その場にふさわしくない不吉な言葉、つまり縁起が悪いとされる言葉のことです。

たとえば、「絶える」、「枯れる」、「分かれる」、「失う」などです。

 

結婚して幸せの二人にそのような縁起の悪い言葉を使うのは良くありません。特に別れを連想させる、「終わる」、「分かれる」、「別れる」、「離れる」、「切る」、「切れる」という言葉はもってのほかです。

 

また、「戻る」、「もう一度」、「再び」、という言葉は、再婚を連想させるので、こちらも気を付けなければ行けません。

そういった言葉を使いたい時は、使わずに別の言い方に言い換えることが必要です。

 

「新婦の○○さんは、結婚と同時に職場を離れることになりますが~」だった場合、
「結婚と同時に家庭に入ることになりますが~」というように言い換えます。

「スタートを切ることになります。」の場合、
「スタートラインに立ちます。」と言い換えるといいですね。

 

また、「ますますのご活躍~」や、「たびたびお目にかかる~」というような重ね言葉も、ふさわしくないので、使わないようにしましょう。

 

挨拶の例文と構成の仕方

例文と構成を紹介します。

 

① ただいま紹介に預かりました、新郎の父の○○でございます。
僭越ではございますが、両家を代表致しまして、私から一言御挨拶させていただきます。

 

② 皆様、本日は、ご多用の中、新郎新婦のためにご列席いただきまして、誠にありがとうございます。多くの方々からの温かい祝福のお言葉、楽しい余興など、親として心より嬉しく、感謝申し上げます。

 

③ 息子は小さいころから、野球が好きで、それしか取り柄がないと言ってもいいくらい、単純なやつです。そんな野球バカの息子に、○○さんのようなしっかりしたお嫁さんが来てくれると、父親としては安心する限りです。そんな息子がここまで大きく育ち、今日を迎えられたのは、本日お集まりいただきました、ご友人、御来賓の皆様の支えがあったからこそと思います。本当にありがとうございます。

 

④ 本日、皆様に祝福されて、新しいスタートラインに立った二人ですが、何分未熟な二人です。どうか皆様、二人を温かく見守り、道を誤りそうになりましたら、ぜひ正しい道へと導いてくださいますよう、お願い申し上げます。

 

⑤ 大変簡単ではありますが、両家を代表致しまして、皆様方へお礼のお言葉とさせていただきます。結びに、皆様のご健康と、ご多幸を祈りつつ、挨拶と代えさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

 

まとめ

① まずは自己紹介をします。
② 次に参列してくれたゲストにお礼の言葉を伝えます。
③ 息子や、新婦とのエピソードを簡潔に述べ、さらにゲストの皆様の支えや協力によって結婚式が迎えられたことに感謝を伝えます。
④ 続けて、今後も温かく見守って支援や協力していただきたいことをお願いします。
⑤ 最後に、結びの言葉で締めくくり挨拶を終わります。

長すぎず、短すぎず、2~3分で終わるようにし、大切な結婚式の締めくくりになるような挨拶にしましょう。

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