クリスマス会で子供が喜ぶ出し物ってどんなもの?幼稚園篇
12月に入ると世間はクリスマスムードが漂い、子供がいる家庭ではクリスマスツリーを飾ったりサンタさんにお願いしたいプレゼントを決め始めます。
幼稚園でもクリスマス会を開き、子供達と楽しいひと時を過ごす事でしょう。
思い出に残る素敵なクリスマス会にするためには、楽しい出し物が欠かせません!
どんな出し物にすれば、子供達は楽しんでくれるのでしょうか…悩むところですよね。
そこで、幼稚園児の息子を持つ母親の視点から、楽しいクリスマス会になるための出し物をご紹介します!
幼稚園でクリスマス会を行う上でのねらいや教えることとは?
幼稚園児にとってのクリスマスといえば、サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれる嬉しい日ですよね!
息子はそう考えていますし、幼い頃の私も同じように考えていました。
ここで、クリスマスの本来の意味を考えてみましょう。
イエス・キリストが降誕した記念の日が、キリスト教における本来のクリスマスです。
そして何と、サンタクロースの由来はキリストの降誕と関係がなかったのです!
サンタクロースのモデルとなった人物は、聖ニコラウスという聖人です。
聖ニコラウスには貧しい隣家の煙突から金貨を投げ入れてその家の家族を救ったという伝説があり、それが時代の流れで変化した結果、煙突から家に入ってプレゼントを届ける今のサンタクロースになりました。
キリストの降誕と聖ニコラウスの伝説、2つの伝説が合わさった結果今のクリスマスの形が出来上がったというわけです。
これらの話を子供達にわかりやすく教えてクリスマスに興味を持ってもらう事が、クリスマス会を行うねらいといってもいいでしょう。
「大昔、キリストという外国の神様がこの世界に来てくれました。
そのお祝いをする日がクリスマスです。
サンタクロースは神様のお友達で、昔は困っている人にプレゼントをして助けていました。
今はいい子にしている子供達にプレゼントを運ぶのが、サンタさんのお仕事です」
園長先生の挨拶でクリスマスの由来を説明する時、こうやって話すと子供達にもわかりやすいですよ!
クリスマス会で子供達が喜ぶ出し物はコレ!
子供達を楽しませる出し物となれば、歌やクイズなど参加型の出し物が一番です!
クリスマス会にふさわしい歌は、当然クリスマスソングですよね。
幼稚園児が好きなクリスマスソングの定番は、
・赤鼻のトナカイ
・ジングル・ベル
・あわてんぼうのサンタクロース
いずれも明るい曲調の歌なので、間違いなく楽しい気分になれます!
クリスマス会におけるクイズ大会では、子供達のクリスマスに関する知識を確かめてみましょう!
例題1:みんなの所にプレゼントを持ってきてくれるおじさんは誰でしょう? →サンタクロース
例題2:サンタさんが乗るそりを引っ張っている動物さんは誰でしょう? →トナカイ
このような具合に、すぐ答えられる簡単なクイズを3~4問作ります。
例題のように答えを子供達に言ってもらう形式以外にも、〇×形式のクイズも子供達が答えやすく楽しめますよ。
そして最後に、幼稚園のクリスマス会にサンタクロースからのプレゼントは欠かせません!
私の息子が年少さんの時に行われたクリスマス会では、サンタさんが縄跳び、こま、パズルを子供達にプレゼントしてくれましたが、初めて見るおもちゃに息子は興味津々でした。
このように、3学期で使う道具やおもちゃ、家で楽しめる知育教材をプレゼントという形で子供達に渡すと喜ばれますよ。
最後には、サンタさんと一緒にみんなで記念写真を撮りましょう!
出し物で使える小物や衣装ってどんなもの?
出し物が決まったら、次は小物や衣装を決めていかなければいけません。
今回は、先ほど挙げた出し物で使える小物を紹介していきましょう!
クリスマスソングを歌う時の小物に、鈴は欠かせません。
鈴を子供達に持たせて鳴らしながら歌うと、クリスマスらしい雰囲気が出て楽しさ倍増です!
また、サンタクロースやトナカイの人形を用意し曲に合わせて動かすと、歌詞と同じ光景を見られて視覚的にも楽しめます。
クリスマス会の衣装といえば、サンタクロースの赤い服が定番です。
男性職員がいればぜひ衣装を着ましょう!
女性職員のみの幼稚園でも、サンタクロースの帽子やトナカイの角付きカチューシャを着けると十分雰囲気が出ますよ。
笑顔溢れるクリスマス会にするために…
幼稚園のクリスマス会をまとめると…
・クリスマスの由来をわかりやすく教える
・出し物は歌やクイズで全員参加
・最後はサンタクロースからプレゼント
・小物は鈴、衣装はサンタクロースとトナカイ
クリスマス会は2学期を締めくくる大切な行事です。
笑顔で新年と3学期を迎えるためにも、無事に成功させましょう!