うちの子は大丈夫!?生後一か月のミルクの量ってどのくらい?
生後一か月の赤ちゃんは母乳やミルクからしか栄養が摂れません。
ですから一か月健診で赤ちゃんの発育が良くない、あるいは大きすぎと言われて気になると、ミルクの量で悩んでしまいがちですね。
「ミルクは赤ちゃんが欲しがるだけ与えてもいいの?」
「表示通りの量を飲まないとダメ?」
など、あなたもお困りではないでしょうか?
そこで生後一か月の赤ちゃんのミルクの量はどのくらいなのか、ご紹介します。
ミルクのみで子育て中の赤ちゃんのミルク量は!?
ミルクのみで育てている赤ちゃんの場合は、ミルク缶に表示されている量を基準にすると良いですよ。
だからといって記載通りの量をすべて飲ませる必要はありません。この時期の赤ちゃんは用意した分すべてを飲む赤ちゃんもいれば、残す子もいます。
うちの子の場合、必要なければ口を閉じて飲まないこともありました。その日の体調によって変わることもよくあります。欲しがらないときは、足りていると考えるといいですよ。
ミルクは腹持ちがいいので次回まで3~4時間あくことが多いと思います。ですが、3時間も経たないうちに欲しがる場合も出てくるかもしれません。それは前回のミルクの量が足りなかったということ。多めに作って飲ませてあげると良いでしょう。
私の経験談ですが、赤ちゃんが吐いてしまった!なんて失敗もしました。ミルクを飲ませてから1時間も経たないうちにグズグズしていた我が子。オムツが汚れている訳でもなかったので、「ミルク?」と思って飲ませてみました。
しかしながら、全部飲み干した後にゲボっと戻してしまい…。それ以降、次回のミルクまで最低2時間はあけるようにしていました。
ミルク缶に記載されてある以上に飲まれるのも不安になりますよね。同じ経験をしたママの声を聞くと、「大きくなるにつれて離乳食も多く食べられるようになり、さらに運動量も増えたので、徐々に標準体型に近くなっていった」という声がとても多いです。
健診で赤ちゃんが大きすぎと言われ悩んでいたママを私も知っていますが、やはり同じでした。たくさん飲む分には、心配しなくても大丈夫なケースが多いようです。
混合ミルクで子育て中の赤ちゃんのミルク量は!?
母乳とミルクの混合で育てている場合は、最初は母乳をあげて、その後足りない分をミルクで足すという方法が多いかと思います。
母乳後のミルクは、生後1か月の赤ちゃんなら欲しがるだけあげて良いそうです。
ただ、あげすぎると赤ちゃんが吐いてしまうなどの原因にもなりますからね、次回のミルクタイムまで3時間はあくように調整しましょう。
いずれは母乳のみで育てたい場合、違った方法が良いかもしれません。というのは、母乳の量を多くするためには、赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらう必要があるんですね。
授乳の間隔があきすぎると、母乳が出なくなってしまう可能性も出てきます。ミルクは少なめにして、次回の授乳まで2時間あくように調整しましょう。
これくらい飲むかな?という量で2,3日様子をみると良いですよ。
赤ちゃんが足りなそうにしていたらミルクの量を増やす、次回の授乳までの時間が長すぎる場合はミルクを少なくする。
そのときも2,3日は様子をみるというふうに、シンプルに考えるとママも楽になると思います。
ミルクを飲まない場合は母乳だけで十分足りていると思われますので、無理に足す必要はないでしょう。
「乳児身体発育曲線」をつけて赤ちゃんの変化を可視化しよう。
母子手帳を開くと曲線グラフが載っているページがありますよね。
このグラフが乳児身体発育曲線です。続けて記入していくと赤ちゃんが標準的な発育をしているかどうか、一目で確認することができる、とても便利なグラフです。
ミルクの量を判断する場合、体重を月齢ごとに記入していきます。グラフに色がついている部分がありますね。
この帯の範囲内には94パーセントの子供の値が入ります。自分の子どもの値が色付きの帯の中にあれば、標準的な発育をしていると判断できます。帯の中で体重が増えていれば、ミルクは適量とわかりますよね。
赤ちゃんの健康を考えるときに大事なのは、機嫌よく元気に過ごせているかをよく観察すること。
元気に過ごせているなら、まず心配はないと思いますよ。
観察をしたうえで、乳児身体発育曲線を利用して成長が確認できれば、ミルクの量で不安になることも減るはずです。
乳児身体発育曲線の帯からはずれていて、心配なケースもあるでしょう。不安な場合は出産した産婦人科や助産院で相談するのが一番です。
育児相談をしているお店もありますので探してみては?お買い物のついでに相談ができて、気軽に利用できますよ!
まとめ
生後一か月のミルクの量は?
1. ミルクのみの場合は、ミルク缶に記載されてある量を基準に調整を。
2. 混合の場合は、母乳後に欲しがるだけあげる。母乳のみで育てたい場合は、授乳間隔が2時間あく量に調整を。
3. 順調に成長しているか乳児身体発育曲線を利用して確認しよう。帯の中で体重が増えているなら、まず安心!