あなたの赤ちゃんは大丈夫!?赤ちゃんのうなりについての豆知識
初めての育児はドキドキ、ハラハラの連続ですよね。
その中でも特に心配なのは赤ちゃんのうなりではないでしょうか。
顔を赤くしてうなる姿は苦しそうで助けてあげたいけれどどうすれば分からないママも多いと思います。
そこで赤ちゃんのうなりの原因と対策についてまとめました。
赤ちゃんのうなる原因とは!?
【便秘でお腹が苦しい】
新生児は便秘になりやすいです。特に母乳からミルクに変えたりすることで、うんちがでなくなってしまい、苦しくてうなってしまうのです。その中でも粉ミルクを飲む赤ちゃんは便秘になりやすく、母乳に比べてカスが多く、母乳よりもうんちの量も増えやすいようです。
【母乳やミルクの飲み過ぎ】
生まれたての赤ちゃんが満腹感を自覚できるようになるのは3か月を過ぎた頃からです。それまでは、お腹がいっぱいという意味をわかっていません。その為飲み過ぎもうなる原因の1つです。
【うんちやげっぷを出そうとしている】
新生児から3か月くらいまでの赤ちゃんは顔を真っ赤にしてうなることがよくあります。この場合は、今まさにげっぷやうんちを出したいとうなっているのです。赤ちゃんはどうやっていきめばいいのか分からないので顔を真っ赤にしてうなり始めます。
【母乳の味が違う】
母乳はママの食べる物や体調によって味が変わります。油分の多い食事をしたり、体が冷えていたりするとドロッとした母乳になります。ドロッとした母乳は赤ちゃんも飲みづらくなり、うなっていることもあるようです。
【暑い、寒いと伝えている】
新生児は体の温度を調節できないので大人より1枚多く着せているママが多いと思います。しかしお部屋の温度をしっかり調節していれば赤ちゃんだって暑いんです。なので、服の着せすぎで暑苦しいとなっているのかもしれません。
原因別にみるうなりの対策
【お腹のマッサージ】
お腹が張っている時はマッサージをしてあげましょう。お臍を中心に「の」字を描くようにマッサージをして腸を刺激すると便秘の解消につながります。お風呂あがり等の血行の良い時がおすすめです。ベビーオイルや保湿クリームを使うとより効果的です。
【哺乳瓶や授乳感覚の見直し】
哺乳瓶で授乳すると空気を吸い込む量が多くなりがちです。飲んでいるときに口の端からミルクが流れ出ている場合は1つ小さいサイズや他の形状のものに変えると良いです。また、ミルクは胃腸に負担がかかりやすいので授乳時間を守ることも大切です。
【げっぷをしっかりだしてあげる】
げっぷの出にくい子は少し時間が経ってから縦抱きにすると出る場合があります。もし可能であれば授乳の合間に一度げっぷをさせてあげるという方法もあります。それでもげっぷが出ない場合は一旦布団に赤ちゃんを寝かせて5分程してからもう一度縦抱きでトントンしてあげてください。
【ママの食事の改善】
母乳の味が変化してしまう食べ物は刺激物や辛い物、甘い物や脂肪分の多い物等です。もし授乳中にうなることがある場合は一度ママの食事を見直すようにしてみましょう。母乳に良い食事は和食がおすすめです。和食中心のバランスの取れた食事を心がけてみましょう。その中でも白米、根菜類、肉や魚がおすすめです。あとは水分補給も忘れずに。
【軽い体操をする】
腸の羽後湖を活発にするために軽い運動をするのも効果的です。赤ちゃんの両足を揃えて持ち、お腹の方へぐっと折り曲げます。そのまま両足を開いて円を描くように動かしてから再び両足を揃えます。赤ちゃんの関節はやわらかいので、優しく動かしてあげてくださいね。体操する場合は授乳後1時間程経ってからか機嫌のいいに行ってください。
うなりは赤ちゃんからママへのサイン
赤ちゃんは様々な理由でうなったり、きばったりします。
個人差はありますが、うなり始める時期は生後1か月過ぎた頃からで、寝返りをする6か月頃にはだんだんと減ってくることが多いです。
赤ちゃんが自分で体を動かせるようになるとそれだけ腸も動き、おならやげっぷが良く出るようになります。
寝返りをして顔をあげられるようになったり、座れるようになると、遊んでいるうちに上手にげっぷが出来るようになります。
新生児の頃は心配になりますが、問題がないことがほとんどです。これも赤ちゃんが成長している証と考えて気にしすぎないことも大切です。
まとめ
・うなっている時は「うんちやげっぷがしたい」「母乳の味が違う」と伝えている場合が多い
・体操やげっぷを出したり、ママの食事の改善をしましょう
・月齢が進むにつれてうなることはなくなります
ほとんどの場合赤ちゃんがうなる原因はガスが原因です。
お腹にガスが溜まっているときは大人でも苦しいですよね。赤ちゃんのお腹にガスが溜まらないようにほんの少し手助けをしてあげてください。
赤ちゃんからのサインはママだからこそ気付くことができます。なので見逃さずに対処してあげたいですね。