どうすれば⁉子供を怒鳴る私をやめられない時の脱出方法
育児に一生懸命に取り組めば取り組むほど悩みは尽きませんよね。
そんな真面目なお母さんほど陥ってしまいやすいのが、子供を怒鳴るという行為です。
子供のためを想って言ったのに気が付いたら怒鳴って言い過ぎてしまった、イライラが募ってつい怒鳴ってしまう…など原因は様々ですが、子供のためにも自分のためにも早めにやめたいところです。
自己嫌悪に陥ってどうしようもなくなる前に、ぜひ参考にして欲しい情報をまとめました。
明日から気持ちよく育児をするために、少しでもお役に立てたら嬉しいです!
言葉は凶器 子供はペットでもモノでもサンドバックでもない。
自分の子供は愛おしいけれど、母親も人間なので時にはイライラしてしまうこともあります。
誰しもが経験することなので、そのくらいでいちいち自己嫌悪に陥る必要はありませんが、怒鳴ってしまうというところまで行ってしまったら少し自分を見つめ直してみることをおすすめします。
たとえまだ言葉を理解していない小さな子であっても、大きな声や暴言によってお母さんが怒っているということは敏感に感じ取ります。
何度も繰り返してしまうと、不快なことがあっても何も要求してこないサイレントベビーという状況になることもあります。
イライラをぶつけたい時は、相手も対等に言えるような大人にぶつけるのが正解です。圧倒的に弱い立場である子供にぶつけるのは、きっとどこかで自分も後味の悪さを感じて、さらにストレスにつながります。
怒鳴るのをやめたいと少しでも考えているたった今から、子供に怒りをぶつけることはやめましょう。
分析しよう。その怒りの本質は?
どうしてこんなにイライラが止まらないのか、自分でもわからないということも少なくありませんよね。
怒鳴るのをやめたいならまずは、自分の怒りの本質を知ることが大切です。
ここからは、育児中に怒りが生まれやすい人の考え方などいくつかご紹介するので、自分の怒りの本質探しにぜひお役立てください!
・怒りの本質その1「自分が正しいと思うこと」
怒りとは、自分が正しいのに否定された、正しいと思えないことが起きたという時に出る感情です。
育児に置き換えると、実は毎日がそんなことばかりです。良かれと思って出したご飯を投げ飛ばされた、子供のために家事掃除をしているのに邪魔される、何度正しいトイレを教えても間違える…などなど、すべて育児あるあるですよね。
むしろ、世のお母さんたちはなぜこんな仕打ちに耐えられるのか不思議なくらいです。「自分が正しいのに」「良かれと思ってやったのに」と考えがちの方は、それが怒りの根っこにある考え方かもしれません。
・怒りの本質その2「周りと比べる焦り」
焦ることや周りから遅れをとっていると感じることは、怒りにつながります。
例えば
「他の子はお利口に歩いてるのにうちの子はすぐ抱っこを要求してくる」
「他の子は美味しそうにご飯を食べるのに、うちの子は泣きわめく」
など、他の人への妬みもこもって強い怒りが生まれます。特に、自分に自信がないと周りと比べがちになるので、あまり自分の育児方針に自信がないという方の怒りは焦りからくるものかもしれません。
・怒りの本質その3「恥ずかしい気持ち」
周りと比べてしまうことにも似ていますが
「こんなこともできないなんて恥ずかしい」
「みんなの前でこんなことをして恥ずかしい」
という思いから怒りが湧いてくることも多いです。
一種の自己防衛でもあり、子供に恥をかかせたくないという親心もあり、しつこく長時間怒ってしまう原因でもあります。
心当たりのある怒りは見つかりましたか?怒りの本質を見つけたら悪循環からの脱出まではもう少しです!
【本気なら】今この瞬間から実践 その怒りの逃がし方
では実際にどうやって怒りを抑えればいいのか、いくつか方法をご紹介します。
・真面目に考えすぎない
子供のやることは、時として意味のないことや理由のないことが多いものです。
どうしてそんなことをしたのか深く考えすぎると、理由がわからなくてイライラがどんどん溜まっていきます。
あまり真面目に考えすぎず「ちょっとやめてよ~」くらいの気持ちで接すると、楽になりますよ!
・今までの価値観に囚われすぎない
子供が生まれると、今まできっちりやっていた家事や料理など、なかなか思うようにできなくなりますよね。
でも、今まで大事だと思っていた家事や料理が、育児においては実は優先順位が下がります。
家事や料理を完璧にこなすよりも、子供と一緒に遊ぶ時間を取ることの方が大切だったりもするのです。
今まで考えていた価値観に囚われすぎず、今できることを一生懸命やることが大切です。出来ないことがあっても割り切る勇気を持ちましょう!
・生活に第3者の目を入れる
実はこれが一番簡単で効果的な怒りを逃す方法です!
子供と2人きりの生活だと、きつく当たってしまったりすることもありますが、第3者の目があるだけで怒りのストッパーになります。
誰かに日中家に遊びに来てもらったり、それができなければ外に出かけるだけでも効果的です。
誰か他の大人の目があることで、何か不快なことがあっても冷静に対応できるので、それが自分の自信にもつながります。
最後に
子供にきつく当たってしまって、そんな自分にもイライラしてしまうことは私自身も経験があります。
周りのお母さんもあまりおおっぴらに言わないだけで1度は経験していることです。
しかし、最近子供への当たりが強いかも…と気が付いた時点で、もう改善への1歩は踏み出していますよ!
今が自分を見つめ直すチャンスです。ぜひ自分の怒りと向き合って、明日から明るく育児を楽しめるように気持ちを切り替えてくださいね!