赤ちゃんは生クリームをいつから食べても大丈夫なの!?
生クリームたっぷりのケーキはおいしくて、赤ちゃんにも食べさせたいって思いますよね。
口当たりがよくて赤ちゃんも絶対好きなはずだと思いますが、いつごろから食べてもいいのでしょうか。
赤ちゃんは生クリームを食べてもいいの!?
生クリームには乳脂肪分がたっぷり入っています。
また、ケーキの飾りつけに使われているホイップクリームには砂糖も含まれています。
脂肪分と糖分は発達中の赤ちゃんの胃腸に負担をかけるため、1歳未満の赤ちゃんは生クリームを避けるようにしましょう。
1歳を過ぎたら少しずつ食べてもいいですが、そのときは動物性の生クリームを選んでくださいね。
植物性の生クリームは油を加工したものなので、添加物も含まれているからです。
頂き物のケーキ!!赤ちゃんも一緒に食べても平気!?
赤ちゃんの胃腸が大人と同じように機能するのは3歳からだと言われています。
なので、頂き物の市販のケーキを一緒に食べるのは3歳からがいいですよ。
クリームだけじゃなくて、土台のスポンジやタルトにも油分や糖分が含まれているので、やはり腸に負担がかかるからです。
卵、牛乳、小麦に対してアレルギーがなければ3歳を過ぎてから食べても大丈夫ですが、市販のケーキは、洋酒を使っていることもあるので、材料をよく見るようにしましょうね。
赤ちゃんのおやつ!!手作りならこの材料を使おう!!
大人だけじゃなくて、赤ちゃんも一緒においしいおやつを食べたいですよね。
そんなときは、赤ちゃんにも安心な材料を使っておいしいおやつを作りましょう。
では、手作りおやつに最適な材料をご紹介しますね。
●1歳未満の赤ちゃんには
・野菜や果物
①蒸しパン、パンケーキ
カボチャやサツマイモ、バナナなど、甘みのある野菜や果物を使って蒸しパンやパンケーキを作りましょう。
カボチャやサツマイモはゆでてつぶし、バナナは生のままつぶします。
野菜や果物だけである程度まとまりますので、粉と水分を少しずつ混ぜてお好みの固さにしてください。
その生地を型に入れて蒸して蒸しパンに、フライパンで焼いてパンケーキに。
また、赤ちゃん用のホットケーキミックスで生地を作ってその生地の上にスライスしたリンゴを乗せてオーブンで焼くと、おいしいリンゴケーキのできあがりです。
②モンブラン
ゆでてつぶしたカボチャやサツマイモでモンブランを作ってもおいしいですよ。
土台は赤ちゃん用のビスケットやサンドイッチ用の食パンを型抜きしたものを使います。
その土台の上に、カボチャやサツマイモをしぼったら完成です。
しぼり袋がなかったらスプーンで山のように盛るだけでもかわいいモンブランのできあがり!
大きい土台を使って野菜クリームを絞ったうえに赤ちゃん用のおやつで飾りつけをするとお誕生日ケーキにもなりますよ。
③プリン
ゆでてつぶしたカボチャやサツマイモを牛乳で伸ばしてゼラチンを加えて冷やすとおいしいプリンになります。
④ゼリー
苺やキウイ、リンゴなどを小さく切って寒天やゼラチンで固めるとキラキラしたかわいいゼリーのできあがり!
・きな粉類
赤ちゃん用のホットケーキミックスにきな粉を混ぜて蒸しパンやホットケーキを作ると香ばしくておいしいです。
きな粉を混ぜるとパサつくことがあるので、生地を作るときに水分を少し多めに入れましょう。
きな粉と豆乳を使ったフレンチトーストもおいしいですよ。
豆乳200mlにきな粉と砂糖をお好みの量入れて、サンドイッチ用の食パンをひたしてフライパンで焼くだけです。
砂糖を少なめにすると、朝ご飯にもピッタリです。
・ヨーグルト類
蒸しパンやパンケーキに添える生クリームを、ヨーグルトで代用しましょう。
赤ちゃん用のビスケットを土台にしてフルーツタルトを作るときにもヨーグルトを使うといいですよ。
ヨーグルトの上にフルーツをたくさん盛り付けると、見た目もかわいくて赤ちゃんも大喜びです。
プレーンヨーグルトをクリームチーズの代わりに入れるとチーズケーキ風のケーキもできますよ。
※1歳未満の赤ちゃんのおやつに甘みを加えるときはハチミツを使わないでください。
1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べると、ボツリヌス菌が腸内で増殖する「乳児ボツリヌス菌」になるおそれがあるからです。
●1歳を過ぎた赤ちゃんには
1歳を過ぎたら動物性の生クリームを少しずつ使いましょう。
・ヨーグルト+生クリーム
少量の生クリームに砂糖を加えてハンドミキサーで泡立てます。
そこにヨーグルトを入れてハンドミキサーでさらに混ぜるとさっぱりとしたクリームができます。
デコレーションケーキやパンケーキの飾りにぴったりですよ。
泡立てた生クリームにヨーグルトとゼラチンを混ぜて冷やすとおいしいヨーグルトムースにもなりますよ。
飾り付けをするときはキウイやイチゴなどの酸味のあるフルーツが合います。
小さく切ってムースの上に散らすととてもかわいくなりますよ。
さいごに
生クリームを使わなくても工夫次第でいろんなおやつを作ることができます。
赤ちゃんだけじゃなくて、大人にも安心でおいしいおやつ、ぜひ作ってみてくださいね。