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蚊取り線香を妊婦さんは使っちゃダメ?どんな影響があるの?

暑くなってくると耳元ででプ〜ンと音を立てて、近寄ってくる蚊。

気付いた時にはもう刺されたあとで痒くて掻きむしってしまう‼︎誰しもがそんな経験ありますよね。

 

あまりにも刺されるので、あなたの血は美味しいんだね。

なんて言われたこともありました。笑 赤ちゃんを授かって迎えた夏、刺されまいと蚊取り線香を手にしたものの、蚊取り線香から出る煙って赤ちゃんに影響ないのかな?と不安になったことがありました。

蚊に刺されたくない!でもお腹の赤ちゃんに悪い影響はないのか?

その疑問についてお話しさせていただきます!

 

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蚊取り線香は妊婦さんでも使っていいの?

蚊取り線香の煙で蚊が寄ってこなくなるのだから、変な物質とか入っているんじゃない?と心配になる妊婦さんは多いと思います。

匂いもするし、なにせ蚊を殺す殺虫成分が入っているので不安になるのは当たり前だと思います。

 

結論から言うと、人間に有害な物質は全く入っていないので、妊婦さんが使っても問題ありません。

もちろん、お腹の赤ちゃんへの影響もありません。では、昔ながらのグルグル巻きの蚊取り線香にはどのような成分がふくまれているのでしょうか。

 

〜蚊取り線香のあれこれ〜

蚊取り線香の成分は、ピレスロイドと呼ばれる成分です。原料は、除虫菊(シロバナムシヨケギク)と呼ばれるキク科の多年草の植物です。

この花は古くから殺虫効果があることが知られており、現在も世界各地で殺虫剤の原料として栽培されています。

殺虫成分ピレトリンは花の子房に多く含まれているのですが、このピレトリンを科学的に合成したものがピレスロイドと言われています!

 

殺虫剤の原料といっても、なぜ蚊が蚊取り線香の煙で人間に寄ってこなくなったりするかというと、蚊取り線香の成分で紹介したピレスロイドが、煙によって周囲に広がると蚊はその匂いが嫌いなために寄ってこない、または蚊の神経細胞を麻痺させて気絶し、その状態が続くと死んでしまう。

という効果があるのだそうです。

 

神経細胞を麻痺させることができるような成分が入っているならば、人間も少しは危ないのではないかと思いますが、成分であるピレスロイドは人の体に入っても体内の酵素により代謝分解され体外に排出されるので、問題ないとされています!

 

ですから、蚊が出る季節になったら我慢せずに蚊取り線香を使って蚊に刺されないようにしてくださいね!

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妊娠中に蚊取り線香を使用するときの注意点

妊婦さんやお腹の赤ちゃんに蚊取り線香を使っても問題はない!

とはいっても、使用するときに気をつけてもらいたいことがありますので注意してください!

 

① 妊娠初期のつわりや気分が悪い時は控えてください!
いくら問題ないとは言え、蚊取り線香の匂いはキツく妊娠中は特に匂いに敏感になりがちです!

つわりが余計に悪化したり、気分が悪くなったりすることもあるので匂いに敏感だと感じている妊婦さんは控えた方が良いです。

 

② 蚊取り線香の煙を近くで吸わない!
蚊取り線香の煙を直に吸ってしまうと、成分に対する影響はありませんが喉の炎症や気管支炎になる可能性があるので、部屋で蚊取り線香を使う場合は網戸にしたり必ず換気をしてください!

 

③ 体につける虫よけスプレーに注意!
蚊取り線香を使うにも注意点があるのなら、直接スプレータイプの蚊除けスプレーを使おうと考えますが、実は蚊取り線香よりも蚊除けスプレーの方が妊婦さんに影響を与える可能性があります。

医学的には妊婦さんに有害だという確認はされていませんが、ディートという成分が蚊除けスプレーにははいっているものがあり、万が一吸い込んだり傷口などに入った場合神経障害や皮膚炎を稀ではありますが発症する危険性があります。

 

ディートは、デング熱やマラリア感染から兵士を守るために第二次世界大戦直後にアメリカ軍が開発したものです。

世界大戦後さまざまな虫よけ剤に使われるようになったのですが、虫除けとして高い効果を発揮する反面濃度が高いほど体への刺激があるとされていて、一部の国では小さな子供への使用が厳しく制限されています。

 

日本でも生後6か月までの赤ちゃんには使用してはいけないことになっているくらいなので、妊婦さんやお腹の赤ちゃんへの影響を考えるのであればなるべく使用しない方がよいのではないかと思います。

 

蚊取り線香や虫よけスプレーなどの成分が気になる人は

やっぱり蚊取り線香も虫よけスプレーも、匂いや成分が気になって使いたくないな…と思っている方に是非とも試してもらいたい蚊除けグッズを紹介してしますね。

 

① ナチュラル派さん向き!オーガニック虫よけスプレー
毒性は低いのは知ってはいるけれど、虫の殺虫成分を含むスプレーを赤ちゃんや子どもに吹きつけるのはちょっとどうかな…と躊躇してしまう気持ち。とでもわかります!

妊婦さんにいたっては体温があがりやすいので何もつけないでいると人の匂いや体温に反応して蚊がウヨウヨと寄ってきてしまったり…。

 

そんな時は、100%天然成分で作られた安心・安全な「オーガニックの虫除けスプレー」を使うとよいですよ!

最近では虫除けスプレーの他に日焼け止めやボディーケア商品もあります!

値段はドラッグストアなどに売っている虫除けスプレーより少し高めではありますが、効き目も十分ありますし、オーガニック系が良すぎて以前使っていた虫除けスプレーが使えなくなってしまいます!

 

② 蚊帳を使う
使用している家庭はいまや少ないかなと思う蚊帳。

となりのトトロでも就寝時にしようしている映像が流れています。

網戸なら虫が入ってこないだろうと思っていても、どこから侵入したのか寝室に蚊がいる!

なんてことありますよね。

そんなときに蚊帳があれば蚊に刺される心配もなくグッスリ寝ることができますよ!

今の蚊帳は昔に比べて進化していて、テントタイプやベビーベッド、バギーに取り付けられる商品なども売られています!

 

 

③ なるべく肌の露出を少なめに!
日焼け防止も兼ねて肌の露出を少なくしましょう。

蚊は夏場、朝方と夕方〜が特に活動が活発になります。

その時間帯だけでも露出を少なくするだけで刺される頻度は少なくなるはずです。

また、蚊は黒っぽい色に反応するので、なるべく明るい色の服を着てお出かけすると良いですよ!

 

妊婦さんや赤ちゃんにも安心して使える蚊よけグッズはまだまだたくさんあります!

スプレーなどは成分や使い方をチェックして蚊に刺されない快適な夏を過ごしてくださいね!

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