年賀状での結婚報告。文例やそのマナーなどについて!
年賀状は年の初めの挨拶には欠かせないもの。
その時期に近況報告も兼ねて結婚報告をしようと考える人も多いと思います。
実際、「年賀状にはどんな事を書けば良いの?」
「そもそも、年賀状で結婚報告をする事ってマナー違反にならない?」
私も結婚して結婚報告ハガキを出さなかったので、初めての年賀状は色々考えてしまいました。
そんな悩みを解決するために、結婚報告の年賀状についてまとめてみました。
結婚報告の文例まとめ。
まずは、どんな事を書けば良いのか…考えますよね。
いくつか文例を紹介しましょう。
【簡単な文例】
・結婚して初めてのお正月を迎えました
今年も宜しくお願いします
・昨年、結婚しました
今後とも宜しくお願いします
【丁寧な文例】
・結婚して初めてのお正月を迎えました
未熟な二人ですが今後とも宜しくお願い申し上げます
新しい年が明るい年でありますようにお祈りいたしております
・この度、結婚致しました
身内だけの結婚式を挙げ、ささやかですが心温まる日となりました
未熟な二人ではありますが、笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきます
【結婚式に出席してくれた人への文例】
・昨年は私達の結婚式にご出席頂きまして
ありがとうございました
温かい祝福を忘れずに楽しい家庭を築いていきます
今後ともご指導賜りますよう宜しくお願い申し上げます
【結婚式に出席していない人への文例】
・昨年私達は結婚致しました
これからは二人で力を合わせ明るい家庭を築いて参ります
今後とも末永いお付き合いを宜しくお願い申し上げます
このように、年賀状を出す相手は、結婚式に出席してくれた方から結婚した事を知らない人まで様々です。
例文を使い分け、自分達の結婚を上手く伝えるようにしましょう。
結婚報告を年賀状でするのは失礼!?マナーについて!
結婚は、挙式やハネムーン、引っ越しに新生活とバタバタして、結婚報告ハガキを出す機会がなかった人にはとても良い機会ですよね。
結婚をした事を形にして報告したい人が私も実際たくさんいました。
友人や知人、恩師、仕事の先輩や後輩、同僚、上司、親戚…
挙げればきりがないほど、実際自分がお世話になった人はいるものなのだと、こういう時に改めて実感すると思います。
結婚報告の他にも、新しい名字や住所をお知らせする大事な作業なのですが、ここでいくつか考えてしまう事が出てきます。
実際、結婚報告を年賀状でする事は、マナー違反にはならないのでしょうか?
答えは「年賀状を送る相手による」という事です。
結婚式に招待した人、招待はしていないけれど、お祝いをもらった人、自分が結婚した事を知らない友人にも、年賀状を出す機会に自分が結婚した事を報告しましょう。
普段から、年賀状のやりとりをしている人であれば、自然な流れで結婚報告をする事が出来ます。
私も、結婚報告は年賀状になってしまった知人が何人かいましたが、その後、お祝いの連絡が来て、久しぶりに会う良いきかっけになりました。
でも、結婚報告を年賀状でしてはいけない人もいます。
ビジネスでのお付き合いをしている先輩や上司には、結婚した事を年賀状で知らせるのは止めましょう。
これはマナー違反になります。
本来、上司には結婚の一ヶ月前には報告するのがマナーなので、新年の挨拶と一緒に結婚報告は避けるべきです。
そして、もう一つマナー違反といえば、喪中ハガキで結婚報告をする事です。
これは、絶対に避けましょう。
喪中の場合の結婚報告の流れを紹介します。
喪中ハガキを12月半ばまでに出して、その後、立春に届くように結婚報告を兼ねて寒中見舞いを出します。
年末に不幸があった場合は、喪中ハガキ自体を出すか出さないか迷うところですが、これは、出しても出さなくてもどちらでも良い事になっています。
1月7日が過ぎたら改めて寒中見舞いで結婚報告をするのが一般的だと言えます。
結婚報告時の年賀状のデザインについて
結婚報告の年賀状のオススメのデザインは、写真入りのデザインです!
新婚旅行の写真も良いですが、やはり結婚式のウェディングドレス姿や色打掛の衣装を選ぶと、年賀状を受け取る側に喜んでもらえます。
結婚式に参列してくれた人は、結婚式を改めて思い出してもらえます。
結婚式に参列していない人にも、自分の晴れ姿を見てもらえる機会なので、是非二人の笑顔の写真を選んで新年のご挨拶をしてみて下さい。
一つのデザインのみ印刷をする場合は、幅広い年齢層の方に喜んでもらえるようなシンプルなデザインを選ぶのがオススメ。
華やかなデザインを友人に使いたい場合は、若い世代のデザインと年配の世代のデザインの二種類用意すると良いでしょう。
最近では、結婚した事をSNSで知らせるといった事も多いですが、実際、年賀状で結婚報告してもらえるのは嬉しいものです。
メールやSNSだけで知らせるのは味気ないものなので、年賀状を出すタイミングでお知らせすると、喜んでもらえますよ。
年賀状で結婚報告があると、もらった側も明るいニュースに気持ちが晴れるものです。
この機会に、初めて連名で出す年賀状に、感謝の気持ちを込めてみてはいかがでしょうか?