独身女性必見!!一人暮らしでペットを飼うことでのメリットとデメリットを紹介
私の家のシンクに、一時期クモが住み着いていたことがありました。
台所のシンクの横にあまり使わない小さなシンクがあるのですが、そこにずっとクモがいたのです。
それもある意味私にとってはペットのようなもので、不思議な感情を持って毎日眺めていたものです。
ペットは生活にいろいろなものをもたらしてくれるので、何か飼いたいなと思いますよね。
でも・・・。
一人暮らしの女性がペットを飼うと婚期が遅れるって本当!?
かわいい子と出会い、飼おうかどうしようか迷ったときにふと頭をよぎるのがこれです。
「一人暮らしの女性がペットを飼うと婚期が遅れる」。
これって本当でしょうか。
そこで、婚期が遅れると言われている根拠と、それについて実際はどうなのかについて考えてみました。
根拠①:彼氏がいらなくなるため。
「ペットを飼っているとさみしくないから彼氏は必要ない」という考えです。
これは、ペットを飼っている本人がそう思うというよりは、ペットを飼っている人に対して周りの人がそう思うのではないでしょうか。
「あの人はペットを飼ってるから彼氏は必要ないんだね」と。
根拠②:出会いが減るため。
ペットを飼っていると、なかなか家を空けられないことがあります。
仕事が終わったらまっすぐ家に帰る生活だと、確かに男性と出会う機会は少なくなりますよね。出会わなければ始まらないということなのでしょう。
これらが根拠とされていますが、私は「それはどうかな」と思います。
ペットを飼うことは本来とても大変なことです。
エサを用意して、ペットのために部屋の環境を整えて、体調も見てあげる・・・。
これは、責任感や愛情がないとできることではありません。
ペットの世話ができる人は、結婚に向いている人だと私は思います。
確かに、外出しづらくて男性との出会いの機会は減るかもしれないけれど、今はSNSでつながる時代です。
同じペットを飼っている男性と知り合って意気投合することだってあり得るのではないでしょうか。
なので、私はあまり気にすることはないと思っています。
ペットを飼っていなくても彼氏ができないときはできないのですから、そもそもペットは関係ないとも思うのです。
ペットを飼うことでもたらされるメリット
ペットを飼うことのメリットは、はかりしれないと私は思います。
私の話になりますが、昔、家で犬を飼っていたことがありました。
その犬は家族にとって最初で最後の犬で、犬といっしょに暮らしてみて初めて知ったことがたくさんありました。
白目をむいて眠ること、本当に鼻と耳がいいこと、走っている夢を見て足を動かすこと、家族の誰かの元気がないと盛り上げようとしてくれること、年を取ると人間のおばあちゃんみたいに見えること・・・。
どれも、写真や話だけではわからないことばかりでした。
犬ってこんなことするんだ、こんな感じなんだと思っていました。
先日までシンクで暮らしていたクモに関してもそうです。
クモがどんなふうに歩くのか、私は初めて見ました。
ある朝、クモが足を折りたたんでクチャクチャになっていてビックリしたことがあります。
死んでしまったのかと思って少し悲しく思っていましたが、その日の夕方にはまたシンクのなかを歩いていたので、「なんだ、寝てただけなのか」とすごくホッとしました。
シンクをのぼったら簡単に外に出られるはずなのにどこにも行かないので、ここが気に入ってるのかなと思い、毎日気にかけていました。ある意味、ペットのようなものでした。
ペットを飼うメリットは、やはり生活がうるおうこと、今まで知らなかった動物のリアルな生態を知ることができる、ということだと思います。
メリットがあれば当然デメリットもある!?
ペットを飼うことには、やはりデメリットもあります。
●生活が変わる。
ペットの種類によっては、長時間の外出や旅行が難しいことがあるため、ペット優先の生活になることもあるでしょう。
また、毛が抜けたり部屋が汚れたりして掃除の手間が増えたり、壁や家具に傷がつくこともあります。
●お金がかかる。
エサ代やペットグッズなどにお金がかかります。
そしてもうひとつ、ペット関係でお金がかかるのが病院代です。
ペットには人間のような健康保険制度がないので、病院で治療をすると診療費は全額自己負担になります。
以前はこれがネックだったのですが、最近はペット保険があるので心強くなりました。
ペット保険は生命保険と同じ仕組みのもので、保険会社が提供しています。
保険会社によってサービス内容は違いますが、たいていの通院や入院に関しては保険でカバーできます。
動物病院の窓口でいったん全額払ってから保険会社に保険金を請求するタイプと、動物病院の窓口で保険補償額を差し引いた額を支払うタイプとがあります。
自分に合った内容を確認してペット保険に加入しましょう。
●いつか別れのときが来る。
家で飼っていた犬は、18年もの長生きをしました。
最期は、私がひとりで留守番をしていたときで、私がひとりで看取りました。
家族のことが大好きな犬だったので、「ちょっと待って、もうすぐみんな帰ってくるから、ちょっと待って、まだ逝かないで」と呼びかけましたが、犬は大きく息を吸ったあと、もう二度と息をしませんでした。
私は、ひとしきり泣いてから、外出している家族に電話で知らせました。
母は泣きながら「もしお母さんが看取ってたらもう立ち直れなかった。でもたったひとりで逝かせたくはなかったから、あなたが看取ってくれてよかった」と言いました。
それ以降、家では犬を飼っていません。
こんなつらい思いをもう二度としたくないからです。
シンクで暮らしていたクモに対してもそうです。
ある朝、見たら足を丸めてクチャクチャになっていました。
寝てるのかなと思いましたが、夕方になっても次の日になっても同じ形のままでした。
そっと息を吹きかけてみても、そっとさわってみても動きません。
どちらかというと苦手な部類のクモでしたが、やはり哀しいものでした。
私にとってペットを飼うことの最大のデメリットは、これです。
最後に
ペットは体の大小や種類にかかわらず、どれも大切な命です。
メリットとデメリットを天秤にかけてよく考えて、飼うと決めたら決して途中でやめたりしないで最後まで愛情をそそぎましょうね。