説明できる?ハヤシライスとハッシュドビーフの違いとは
「今日も仕事疲れたなぁ~。さて、晩御飯でも食べるかな!
今日は何かな~?・・・ん?昨日の晩御飯と同じハヤシライスじゃないか?・・・え?違うの!?今日のはハッシュドビーフ?あ、ああ、そうなんだ^^;
ごめんごめん!
じゃ~頂きま~す!・・・ん~~~。まあ、味はチョット違うかなぁ?これがハッシュドビーフなんだぁ。・・・
でもほとんど同じ様に感じるんだけど・・・ハヤシライスとハッシュドビーフって何が違うの??
料理を作った本人には、納得して食べた手前、どう違うのか聞けないし・・・」と、ちょっとした事で、モヤモヤ悩んでいるアナタに朗報です!
ハヤシライスとハッシュドビーフの違いを、私が調査して調べてきました!
今回の結果を見て、違いの分かる男にステップアップしてみませんか?
必見ですよ!!
「ハヤシライス」とは何か?
まず、ハヤシライスとは何か?
ここから説明していきたいと思います!
ハヤシライスはトマトソースをベースにした煮込み料理です。
ご飯にたっぷりとかけて食べると美味しいですよね^^
子供も大人も甘めのトマト風味の味で全員が大好き!というイメージがありますね。
ハヤシライスの名前の由来は、福澤諭吉の門人であり、丸善の創設者、早矢仕有的(はやし ゆうてき)という人が考案したという説や、上野精養軒のコックをしていた林さんが、従業員の賄い飯として作った所、大好評を得たことから、これをメニューにしたとする説、ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス(Hashed beef with Rice)が縮まってハッシ・ライス、ハイシ・ライスと訛り、ハヤシライスになった、など諸説あるようですよ^^
まあ、名前の由来もなぜ出来たのかも非常に曖昧なんですね^^;
「ハッシュドビーフ」とは何か?
次にハッシュドビーフとは何なんでしょうか?
ハッシュドビーフは、薄切り牛肉とタマネギ、マッシュルームなどをよく炒めて、デミグラスソースをベースとして煮込んだ料理です。
ハッシュドビーフという名前から外国から入って来た料理と思われがちですが、実は立派な日本生まれの料理なんです!
つまり、日本生まれの西洋料理という事ですね!
実はハッシュドビーフという呼び名は、西ヨーロッパにもあって、タマネギなど刻んだ野菜と、肉を煮込んだ料理のことを指す言葉なのです!
その料理を元に日本人がデミグラスソースで煮込んだのがハッシュドビーフとなったわけですね!
つまり、デミグラスソースで煮込むと言う事が、ハッシュドビーフと言う日本での料理方法なのです!
まあ、インドから入って来たカレーが日本で独自に進化して日本のカレーになった様なものとお考え頂ければ、分かりやすいと思います^^
ここまで、ハヤシライスとハッシュドビーフの違いを解説して来ましたが、お分かりになって頂けたでしょうか?結構違うんですよ^^
ハヤシライスとハッシュドビーフの作り方
ハヤシライスとハッシュドビーフ、どう違うかお分かり頂けたと思うので、これからは簡単に出来るハヤシライスとハッシュドビーフの作り方をご紹介しましょう!ここからも違いが分かると思います!
ハヤシライスの作り方
まずは材料を準備しましょう!用意する材料は・・・
玉ねぎ
牛肉(細切れ)
トマト缶(カットトマト)
ハヤシライスの素(市販のルー)
以上になります。
まずは、玉ねぎを1センチ幅位にカットします。次に、深めの鍋を用意して、オリーブオイル(サラダ油でもOK!)ひいてカットした玉ねぎを鍋に移して炒めます。この時の火加減は中火で炒めましょう!
焦げない様に火加減を注意しながら、玉ねぎがあめ色になるまで炒めます。玉ねぎがあめ色になった頃に、牛肉を入れてさらに炒めます。
牛肉に火が通ったら、トマト缶のカットトマトを鍋に入れます。次に水を加えます。この時の水の量はハヤシライスの素に表示されている水の分量より200グラム少なめに入れましょう!
(カットトマトが入っているため)全体的に軽く混ぜ、フタをして沸騰するまで煮込みます。(弱火から中火程度で)沸騰したら上に浮いてきたアクを取り、再び10分~20分程度煮込みます。
煮込んだら、火を止めて、ハヤシライスの素を投入します。ルーが溶けるまでよく混ぜます。ルーが溶けたら火をつけて(弱火)5分煮込みます。5分煮込んだらよく混ぜてハヤシライスの完成です!
トマトの酸味が効いてとっても美味しいですよ!
次にハッシュドビーフの作り方を見ていきましょう!
準備する材料は・・・・
玉ねぎ
牛肉(薄切り)
マッシュルーム
ハッシュドビーフの素(市販のルー)
デミグラスソース(缶詰)
まずは、玉ねぎを1センチ幅位にカットしていきます。続いてマッシュルームを5ミリ幅位にカットします。牛肉は一口大位にカットしましょう!
続いては、深めの鍋を用意してオリーブオイル(サラダ油でもOK!)を鍋にひきます。
次に、玉ねぎを油をひいた鍋に入れて、あめ色になるまで炒めます。(弱火から中火程度で)玉ねぎがあめ色になったら、マッシュルーム入れます。
マッシュルームがしんなりしてきたら、牛肉を投入します。
牛肉に火が通ったらハッシュドビーフの素のパッケージに書かれた分量の水を入れます。次にデミグラスソースを缶の半分の量を入れます。全体的に軽く混ぜ、フタをして沸騰するまで煮込みます。
(弱火から中火程度で)沸騰したら上に浮いてきたアクを取り、再び10分~20分程度煮込みます。煮込んだら、火を止めて、ハッシュドビーフの素を投入します。
ルーが溶けるまでよく混ぜます。ルーが溶けたら火をつけて(弱火)5分煮込みます。5分煮込んだらよく混ぜてハッシュドビーフの完成です!デミグラスソースが効いて抜群に美味しいです!
基本的にハヤシライスとハッシュドビーフの定義は非常に曖昧なんだそうです。
なぜなら、日本人がヨーロッパの料理を独自にアレンジしていき、様々な派生を生んでいる料理なので、これがハヤシ!
これがハッシュドビーフ!とはなかなか言えないそうなんですよ^^;
しかし、食べてみると結構味に違いが有るので、交互に食べ比べると分かると思いますよ!