ちょっと気になるひつまぶしとうな重やうな丼の違いを簡単解説!
毎日が暑くなるこの季節。外に居るだけで、体力がどんどん奪われていきますよね><
そんな時のスタミナ回復に、アナタはどの様な物を食べたりしていますか?
栄養ドリンクやサプリメント、ニンニクや卵、スタミナを回復する食べ物は色々ありますね^^
そんな時に食べたくなるのがやっぱりウナギ!
「今度の週末は、土用丑の日だな!よし!ウナギを食べに連れて行こうか?」
そんな言葉を上司から言われて、とっても喜んでいるアナタ^^いいですねぇ~^^
しかし、いざウナギを食べるといっても、ウナギ料理は色々ありますよね?
代表的なのは、ひつまぶし、うな重、うな丼。今回は、そんなウナギ料理の違いを簡単に解説していきますので、是非ご覧ください!
名古屋の郷土料理「ひつまぶし」
ひつまぶしはご存知の通り、伝統的な名古屋の郷土料理です!
ウナギの蒲焼を、細かく刻んでご飯に混ぜて食べると言うもので、この食べ方は、明治時代に名古屋市内で始まったとする説が有るとされています。
発祥となった店は、名古屋市熱田区のあつた蓬莱軒とも、中区のいば昇とも言われているそうですが、ひつまぶしは、あつた蓬莱軒の登録商標となっていると言います。
他の説だと、三重県の津市が発祥との説も。発祥に関しては本当に所説あるらしく、定かではないようです。^^;
なぜ蒲焼のウナギをわざわざ細かくするのかというと、天然の鰻には質にバラつきがあるそうで、小さい鰻は柔らかくなく、鰻丼やうな重としてお客様に出せる様な物ではないのだそうです^^;
だからお店では、小さなうなぎや、蒲焼きの切れ端などを、細かく刻んで大きな櫃に入れてかき混ぜて賄い料理として、お茶づけで食べていたみたいですね!
ただ、この様な食べ方が、何時確立したのかは定かではないそうですよ^^;
なんだかあやふやな食べ物ですねぇ・・・^^;
ひつまぶしの食べ方は、ご飯の上にたっぷりと乗っている刻まれた鰻をご飯と混ぜてまずはそのままで食べます!
次は、様々な薬味をひつまぶしの上にのせて一緒に食べる!また違った味わいになって美味しいですね!
最後はお茶やだし汁をひつまぶしにかけてお茶漬けのように食べる!また、一段と美味しさアップ!やっぱりウナギはウマい!^^/
これが一般的に知られているひつまぶしの食べ方ですね!
ひつまぶしとうな重やうな丼それぞれの違い
ひつまぶしとうな重、うな丼、具体的にどう違うのでしょうか?
まずひつまぶしからご説明しましょう!
ひつまぶしは食べ方だけでなく、実は調理法から違うものなのです!
関東で食べられる蒲焼きは、うなぎをさばいた後に一度蒸してから焼きますが、それに対してひつまぶしのうなぎは、蒸さずにそのまま蒲焼にして、細かく短冊状に刻み、お櫃に入れたご飯の上に乗せます。そのウナギとご飯を混ぜて、お茶わんによそって食べるのが、一般的なひつまぶしですね!
次にうな重はと言うと・・・
重箱にご飯を敷き詰め、ご飯の上にかば焼きのタレをまんべんなくかけ、その上にウナギの蒲焼きを乗せる。さらにそのか蒲焼きの上にご飯を乗せて、また蒲焼きを乗せて完成!うな重の、重の意味は、重箱の重、と重ねる、と言う意味が有るんですね!
もう、想像しただけでもヨダレが出てきそうです!
そして最後にうな丼!
もうこれは、うな重と何が違うかと言うと、単純に重箱ではなく、どんぶりによそわれている!そしてうな重の様にウナギとご飯が重なっていない!これだけ!
あ、後はうな丼には、肝吸いは付いていませんね・・・チョットがっかり・・・
_| ̄|○
うな重は肝吸いも付いてウナギが重なっている分、値段はやはりお高いですね><;
庶民派の私はうな丼でも十分にお高いですが^^;(笑)
以上で、ひつまぶしとうな重、うな丼の違いがお分かり頂けたと思います!^^/
ひつまぶしを120%楽しむための食べ方
さて、最後はひつまぶしのおすすめな食べ方を伝授いたしましょう!
ひつまぶしは色んな食べ方で味わいが変わるとってもお得な食べ物です!実は4っつの楽しみ方が有るんです!
まずは、お櫃に入っているひつまぶしを大胆に4分割にしましょう!そして、分割したひつまぶしを普通に茶碗によそって食べる!うん!美味し!^^
一回目が食べ終わったら、また、分割したひつまぶしをよそいます。次に添えられている薬味を乗せて頂く!んん~~~~!薬味の香りが鼻から抜けていく~~!
そして次に、空いた茶碗へ再びひつまぶしを投入!そこへ満を持して、出汁やお茶を投入する!ひつまぶし茶漬けですな!さらっ!と食べれてすぐ無くなっちゃう!
そして最後!
三つの食べ方の中で、一番自分が気に入った味をチョイスして食べる!やはりこれが一番美味しい!
これぞひつまぶしの醍醐味ですね!
ひつまぶしは、歴史を見ると結構曖昧な食べ物なんですが、実際食べてみると色んなバリエーションで、楽しみながら美味しく食べれる!
日本の中間に位置している名古屋らしい食べ物だと改めて思いますね!