教えて!真夏日と猛暑日って何が違うの?

夏がやってきました。
梅雨が過ぎて一気に気温が上昇する時期、とにかく暑いですがひと昔前より、平均気温がどんどん上がっていっている感覚があります。

ゲリラ豪雨や猛暑など、気象の変化が著しく、以前にはなかった気象用語も環境の変化に伴い増えてきました。

さまざまな用語の中でも基本的な気温に関する情報をお届けしたいと思います。

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夏日・真夏日・猛暑日は最高気温の違いだった

気象予報の番組を見聞きするとき、気温によって出てくるワードが「夏日・真夏日・猛暑日」とあります。
昔は猛暑日はあまり聞いたことがありませんでしたが、今では夏になると当たり前に聞くようになりました。
それぞれの用語は、その日の最高気温によって使い分けます。

夏 日〜最高気温が25℃以上の日
真夏日〜最高気温が30℃以上の日
猛暑日〜最高気温が35℃以上の日

夏日という用語をよく聞くのは、4、5月と残暑の10月頃が多いでしょう。
5月の終わりから9月頃は夏日以上の暑さが普通になりますので、あえて夏日とは言わなくなります。

真夏日は夏日の時期を過ぎた6月から9月辺りに多いです。最近は平均の気温が高くなってきており、真夏日もよく耳にするようになりました。

猛暑日は以前はあまり聞かなかった用語で、正式に気象用語として使われるようになったのは2007年頃からです。
ちなみに、私の住む北海道では内陸部など一部で記録することがありますが、本州よりも圧倒的に日数は少ないです。

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熱帯夜の基準の気温

気象庁の統計の種目にはないそうですが、「熱帯夜」という用語も気象用語として一般的になってきました。

夜間(夕方から翌朝まで)の最低気温が25℃以上のこと をいいます。

ちなみに「夜間」を漠然とした表現で表しており、具体的に何時から何時までか決めていないところが統計の種目になっていない理由なのかもしれません。

主に夏の日照時間が多いときに、熱が地面などに蓄積されコンクリートやアスファルトのような物質から熱放射される現象が夜間でも続くため、気温が下がらなくなります。この現象で25℃を下回らないときに「熱帯夜」といいます。

現在では、夏の暑さをわかりやすく指標にするための方法があります。
気温や湿度の高い日、蒸し暑さの指標としてアメリカで考案された「不快指数」といいます。数値化されていて、70以下は快く感じ、75以上は半数の人が不快、80以上で全員が不快に感じるというものですが、インターネット(tenki.jp)で各地区の不快指数と天気予報が一度に見ることができるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

熱帯夜ということは、昼間から相当暑いという事です。

高齢者や幼い子供など自分の判断で水分補給が難しい世代の人には、熱中症のリスクが高まりますし、近年熱中症で命を落とす方もいるほど油断できないものとなっています。

環境省では「熱中症予防情報サイト」というところで暑さ指数を公表しています。

暑さ指数(WBGT)は日常生活でどのぐらいの熱中症の危険があるのか、わかりやすく対応の方法を教えてくれています。

大きく4つに分類されており、25℃未満を注意、25〜28℃を警戒、28〜30℃を厳重警戒、31℃以上を危険と位置づけています。
特に注意したいのは28℃以上で、厳重警戒時には外出時には炎天下を避ける、室内では室温の上昇に注意する。危険と言われる31℃以上では、高齢者においては安静状態でも熱中症を発生する危険性が大きい。外出を避けて、涼しい室内に移動するとしています。

熱帯夜で寝ている間に熱中症になってしまう場合も、この暑さ指数を見ているとあるのではないかと気づくことができます。

問題は高齢者や小さい子どもがパソコンを開いて自分で調べたりすることは難しいので、このような情報を周りにいる人たちが教えてあげられる環境かどうかということも重要です。

高齢者の一人暮らしでは、なかなか外部との接触が少なく、意識しなければ水分の補給や塩分の補給は忘れられ、室温の変化にも気づかないということは多くあるのです。

最近聞かれるようになった高温注意情報とは

天気予報を日々見ていると、前は聞いたことがなかった用語がありますが「高温注意情報」もその一つです。
夏季の高温による熱中症予防の観点から、2011年より導入された注意情報ということで、天気予報で見る「注意報」ではなくて、あくまで注意情報ということになっています。

どんな時に発表されるかというと、予想最高気温の統計を元に35℃以上(猛暑日)になると予想されると、気象庁のホームページやマスコミ(NHK、民放、ラジオなど)を通じて発表されます。この事により熱中症に対する備えを呼びかけているのです。

それでは、高温注意情報が出たときの熱中症対策についてもふれていきたいと思います。熱中症で毎年命を落とす方がいるのが実情です。

特に高齢者の方は自宅にいても、水分補給ができなかったり室温調整が上手くいかなくて命を落としたり、重篤な状態になってしまったりします。

まずは水分補給をしっかりしましょう。

さらに塩分の補給も必要になってきます。

食欲が落ちてきたりすることもありますが、塩を舐めるでもいいので実践して見てください。

さらには、自宅の部屋に直接太陽の光が入らないようにカーテンなどで遮光をしましょう。

部屋の中の温度に慣れてしまうと、高温になっていても気がつかないことがあります。室温を冷房など利用して調整し、こまめにチェックしましょう。

まとめ

夏真っ盛りで、暑くなってくると楽しいこともたくさんあります。

しかしながら、昨今ではゲリラ豪雨や集中豪雨での災害、猛暑日が続く事による熱中症など気を付けなければならないことも多いです。

いずれも自分は大丈夫と過信せず、早めに避難する、または意識して水分補給や涼しい場所に行くなど、自ら行動を起こさなければ身を守ることはできません。

ひと昔前よりも気温が高い日が多かったり、気象の変動が急だったりしますので、テレビやラジオで流れる天気予報をこまめにチェックして、危険のない楽しい夏を過ごしましょう。

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