放っておくと危険!噛むと歯茎が痛いのには重大な理由があった!?
毎日美味しい物を食べる事が出来るのは本当に幸せですよね^^
食べ物を食べる事は、生きて行く上で欠かせない自然の摂理でもあり、ストレスを解消してくれる効果もあります。
しかし、食べ物を噛んだときに突然歯茎に痛みが!なんて経験はないでしょうか?
もしかしたら歯根膜炎の可能性があるかもしれませんよ?
そこで今回は、噛んだ時にお歯茎が痛む原因と、その予防方法をご紹介していきたいと思います!
歯茎が痛くて食べ物が噛めないと、栄養が取れず体力も落ちていきますからね^^;
こちらをご覧になって、口腔トラブルによる痛みとはオサラバしましょう!
噛むと歯茎が痛む原因
食べ物をかんだ時、普通に歯をかみしめた時に痛みが走る。
これは歯茎に痛みの原因となる病気が発生している場合が有ります。
まずは、考えられる歯茎の病名を見ていきましょう!
1 歯周病
歯周病は、痛み方から虫歯が痛いのかと勘違いしやすい病気で、歯茎など歯の周辺組織が炎症を起こしている状態です。
歯周病になると、歯ぐきが腫れたり出血したりするだけでなく、膿を出して臭うこともあります。
この病気の原因は、口の中に常に存在している歯周病菌です。
歯周病が悪化していくと、歯根膜周辺にも炎症が進むため激しい痛みを伴うことがあります。
2 虫歯
噛むと激痛が走るような場合には虫歯が原因で、歯根膜が細菌感染している可能性があります。
以前に詰め物や被せ物をした歯が、虫歯になり気づかないうちに虫歯が進行していき、歯根膜まで炎症を起こしている場合もあります。
3 歯根膜炎(しこんまくえん)
歯根膜と言うのは、歯と顎の骨の間にある組織です。
歯根膜はとても敏感な組織で、その歯根膜が細菌に感染したり、強い力が加わる、つまり歯を食いしばったり歯ぎしりなどして、炎症を起こした状態が歯根膜炎です。そのまま炎症を放置してしまうと、歯の根元の部分に膿が溜まり、顎の骨を溶かしてしまう事もあるので注意が必要です!
歯根膜炎は歯周病を放っておくと発生しやすいので、出来る限り家でも歯茎ケアは行っていきたいところですね^^;
また、歯根膜炎は、歯のかみ合わせが悪くても起きる事が有ります。
歯のかみ合わせが悪くかんだ時に一部の歯のみに力が長時間加わると、歯根膜炎を起こす場合もあります。
この様に、歯をかみしめた時に痛みが走る多くの原因は、歯根膜炎が原因と言って間違いないと思われます。
放っておくことで起こる危険とは!?
さて、このまま痛みを放っておくとどうなるのか?大体想像がつきませんか?
歯を支えているのは歯茎です。先ほど少しお話ししましたが、歯茎の中にある歯根膜が炎症を起こす事で、歯根膜の中にある歯槽骨、つまり歯を支えている顎骨まで細菌が浸透してしまうこともあります。
こうなってしまうと、歯の根元が腐って歯が抜けるばかりか、あごの骨を溶かしてもっと重大な病気に発展してしまうこともあるため、早期発見と治療が何よりも重要です。
歯がなくなってしうと美味しい物が食べられなくなってしまうので、痛みが出たらすぐに歯科を受診するようにしてくださいね!
口腔トラブルを防ぐ自宅で簡単にできる方法
今までご説明してきましたが歯根膜炎は、虫歯や歯周病など、お口の中の病気が原因となっていることがあります。
日頃から丁寧な歯磨きを心掛けましょう!
できれば歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスといった歯と歯の間の掃除ができる物を必ず使うようにしましょう!
また、歯ぐきの状態によって歯ブラシを使い分けることで、歯ぐきを健康に保ちやすくなります^^
例えば歯ぐきが腫れている、出血があるなどの場合には歯ぐきを傷つけないよう、やわからい歯ブラシを使用するようにしましょう!
固い歯ブラシであれば歯垢を落としやすくなるのですが、歯ぐきを傷つけやすくなるデメリットもあります。
そのため、口の中の状態によってブラシの固さを使い分けることをおススメしますよ!
また、歯ぎしりや食いしばりは、無意識にしている事が非常に多いです。
お仕事をしていたり、チョットした作業中などある程度の緊張状態でいるときは、特に歯を食いしばっている事が多いので、時々意識的に顎の力を緩めたりストレッチなどをしてみるのがオススメです!
寝ている間の歯ぎしりは、自分ではコントロールしにくいので、ご家族にお話をして、協力して貰う事も大切だと思います。
さいごに
人間は生きて行く上で、食べ物を食べて健康を維持していかなければ生きてはいけません。
歯茎の病気が原因で、生命に危険が及んでしまう可能性だって十分考えられるのです。
日頃から口腔ケアを行っていれば、歯周病や歯根膜炎などの病から歯茎を守り、健康な状態を維持することが出来るのです。
ラーメンや、海鮮丼、ステーキなど美味しい物を毎日食べられるように、今回ご紹介した方法で、予防することを心がけて下さいね!^^/