乾電池の液漏れはなぜ発生する?原因と対処法

乾電池の液漏れって気が付いたら起きていますよね~。
私は子供の頃、よく乾電池を液漏れさせてしまってそのたびに母親に「触らない!!」と物凄い迫力で言われていました。

当時は「なんで?」と不思議に思っていましたが、大人になってから分かりました。
私も子供が液漏れした乾電池の入ったおもちゃを使っていたら「触らない!!」と大迫力で注意すると思います。

液漏れしやすい場合にはどうすれば液漏れしにくくなるか、対処方法は何なのかを、ぜひ一度知っておいてください。

正しい対処方法を知らないと、下手したら一生後悔することになりかねません!

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乾電池の仕組み

・乾電池は小さな発電所

乾電池は小さな発電所だと思ってください。
どういう事かというと、乾電池内には二酸化マンガンと亜鉛が入っているのですが、この2つが出会うと化学反応が起きます。

この化学反応により、電子同士がくっついたり離れたりして、電気が流れるという仕組みです。

この化学反応が起き続けることで、理科の実験などでも見たことがあるかもしれませんが豆電球が光り続けます。

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乾電池の液漏れの原因

・使用推奨期限を守っていなかった

乾電池の液漏れの原因は、使用推奨期限を守っていなかったことが考えられます。

乾電池にも使用推奨期限というものがあるんです。
乾電池のパッケージに細かくなので分かりずらいのですが、使用推奨期限〇〇年▢月などと書かれています。

この使用推奨期限を過ぎてしまうと、液漏れしたとしても文句は言えなくなってしまうんですよね…。

 

・電池を入れっぱなしにしていた

乾電池の液漏れの原因は、電池を入れっぱなしにしていたことも考えられます。

乾電池を入れて置いたリモコンやおもちゃなどのスイッチを入れっぱなしにしておいたり、乾電池内の容量を綺麗に使い切っているのにも関わらず入れっぱなしにしている時ってありますよね?

リモコンやおもちゃを動かせないくらいの低い電圧になったのにも関わらず、入れっぱなしにしていても、乾電池は電気を長し続けます。

そうすると乾電池内でガスが発生するので液漏れが起きてしまうんですよね。

 

・逆さ向きにセットしている

乾電池の液漏れは、乾電池を逆向きにセットしている可能性があります。

乾電池には+とーがありますよね。
この+と-の向きを間違えて入れてしまうと、液漏れが起こりやすいんです。

+と-を逆向きにセットしたら、そもそもリモコンやおもちゃは動かないんじゃないか。と思う人が多いかと思います。

確かに、1本間違えたところでは動かないかもしれませんが、3本や4本、5本と何本かセットする場合には、乾電池内にある電気が逆流してしまうことがあります。

この場合にも、乾電池内でガスの発生が起きてしまうので液漏れが起こりやすく、危険なんですよね~!

乾電池の液漏れを触ったり口に入ったりしたときは

・アルカリ電池の場合

もし、アルカリ電池の液漏れを触ったり口に入ったりした場合には、水道水でしっかり洗い流しましょう。

アルカリ乾電池の中身は、水酸化カリウムという水溶液です。
水酸化カリウムは毒はないとされていますが、たんぱく質をかぶれさせる作用があり、危険性が高いんです!

まずは、ヌルヌルが取れるまでよーく洗い流しましょう。
特に、目に入った場合は水道水で洗い流した後にはこすらずに、眼科を受診するのでもいいと思います。

ちなみに、水溶液ではなく、白い粉が乾電池から出ていた場合には、その粉は化学反応で炭酸カリウムになっている可能性が高いです。

炭酸カリウムの場合、水酸化カリウムに比べると危険性が低いですが、粉ですと飛散して目に入ってしまうことがありますので注意しましょう。

 

・マンガン電池の場合

もし、マンガン電池の液漏れを触ったり口に入ったりした場合にも、水道水でしっかり洗い流してください。

マンガンの乾電池の場合には、成分は塩化亜鉛水溶液です。

塩化亜鉛水溶液は聞きなれないですし、漢字が多いですが特に害もなく、弱酸性なので人のお肌と同じくらいのpHだと言うことが分かりますよね。

皮膚についたところで、影響はないとされていますが念のため洗い流しましょう。
ただ、目に入った場合にはやっぱり心配なのでしっかりと水道水で洗い流してくださいね。

乾電池が液漏れしてしまったときの対処法

・絶対に触らない

乾電池が液漏れしてしまったときには、絶対に触らないでください!!
「水道水で洗い流せばいいじゃん!」
と思うかもしれませんが、そういう問題ではありません!

触らぬ神に祟りなしと言いますよね?
触れる必要のないものには、触れないでください。

また、何度も言いますが、もし手についた場合には水道水でよーく流し、目に入った場合にはよく流したのちに眼科を受診しましょう。

 

・安全な状態で処置をする

乾電池が液漏れしてしまったときには、安全な状態で処置をしましょう。
安全な状態というのは、ゴム手袋やマスク、保護メガネなどを装着することですね。
ただ、さすがに保護メガネはないと思うので、ゴーグルなんかがあると良いですね。

その安全な状態で液漏れした乾電池を、自治体の指示に沿って処分して電池を入れていた機械を掃除します。

軽くついている程度では濡れ布巾でしっかり拭いて下さい。
それでも取れない場合には、お酢で濡らした布巾で優しく拭くと綺麗に取れる可能性が高くなります。

ただ、お酢を使う前には目立たない部分でシミにならないかを確認してから行いましょう。

乾電池の液漏れをさせないために

・新品未開封の乾電池の場合

新品未開封の乾電池の場合には、以下のことに気を付けてください。
①使用期限をこまめに確認
②高温多湿の場所を避け、冷暗所へ置く

このポイントを抑えておけば、乾電池に関しては液漏れの可能性がかなり低くなります。

・使用済みの乾電池の場合

使用済みの乾電池の場合には、、今のことに気を付けてください。

①電池が切れたら新しいものと交換
②同じメーカー同士の乾電池を使う
③+と-の向きを間違えないように入れる
④長い期間使っていない場合、乾電池は抜いておく

意外と見過ごしがちのことばかりですよね。
これらで液漏れする可能性がかなり低くなりますので、ぜひ実践してみてください。

まとめ

・乾電池は乾電池内で化学反応が起こることで電気が流れる

・乾電池の液漏れは使用期限が過ぎたことや電池を入れっぱなしにしたこと、向きが違うことなどが主な原因

・液漏れした乾電池が口に入ったり目に入った場合には、水道水で洗い流して眼科を受診すると安心

・乾電池が液漏れしたら触らず安全な状態で処置すること

・使用期限を確認、冷暗所で保管、電池が切れたら新しい電池を正しい向きで入れる

 

多くの人が経験したことあるであろう液漏れ。
正しく処置しなければ失明してしまう可能性があります。

そのため液漏れに気を付けて、もし液漏れしてしまった場合にはすぐに触れた場所を洗い流して、ゴム手袋やゴーグルなどを付けたうえで処分してください。

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