香典を郵送するときに手紙は必要?何を書いたらいいの?

悲しい知らせを受けたけど、事情があって参列できないときは香典を郵送で送る方法があります。
私自身、悲しみの席には何度か参列しましたが、いつもいつも緊張します。
ミスをしても笑って済ませられる場ではないからです。
そこで、ご遺族に失礼にならないよう、香典の郵送に関するマナーをまとめました。

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手紙は必須ではないが香典に添えて送ると効果的

香典を郵送するとき、手紙は絶対に添えなきゃいけないわけではありません。

でも、実際に葬儀に参列するときはご遺族に挨拶をしますよね。
手紙はその代わりになりますので、添えた方が丁寧で良いですよ。

手紙を書くときは、葉書ではなく白い便箋を使いましょう。
短い手紙を書く場合は、無地の白い一筆箋を選びます。

「不幸が重なる」という印象を持たれないように、便箋は1枚だけ使い、便箋を入れる封筒も二重になっている封筒は避けましょう。

白い封筒に入れるのがいちばんですが、もし無い場合は明るい色や柄の付いたものは避けてください。
色はグレーや紫色など、暗めの色が望ましいです。

手紙を書くときの筆記用具はペンでもいいですが、筆ペンを使うときは香典袋と同じように薄墨を使ってくださいね。

そして、内容ですが、ご遺族とあなたに面識がない場合は、あなたと故人の関係を記しておくとご遺族が戸惑うことがなく、親切です。

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香典に添える手紙の例文

手紙を添えるとき、まず「重ね重ね」「再び」「続く」などの忌み言葉は避けましょう。

書くのは、
・お悔やみの言葉
・お通夜やお葬式に参列できないお詫び
・香典を同封します、ということ
・冥福を祈る言葉
・遺族を気遣う言葉
です。

 

では、例文をあげてみます。

●遠方などの理由があって参列できない場合
「○○様の訃報に接し、驚き、悲しい気持ちでおります。
○○様にはご生前、△△社におきまして大変お世話になりました。

本来であれば弔問に伺うべきところですが、遠方のため(もしくは、やむを得ない事情がありまして)ご葬儀への参列がかなわず、お手紙を差し上げた次第でございます。
なにとぞお許しください。

心ばかりですが、御香典を同封させていただきましたので、ご霊前にお供えくださいますよう、お願い申し上げます。

ご家族の皆様におきましては、お力をお落としのことと存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。

謹んで○○様のご冥福をお祈り申し上げます。」

 

●亡くなったことを葬儀後に知った場合
「○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

訃報を知りましたのがつい先日のことで、ご弔問にもお伺いせず、本当に申し訳ありませんでした。
遅ればせながら、ご冥福をお祈りいたします。

同封のものは心ばかりですが、ご霊前にお供えいただければと存じます。

ご家族の皆様におかれましては、お気を落とされることもおありだと思いますが、どうぞご自愛ください。」

手紙は、故人との関係によって内容を変えてください。
1枚の便箋に書けるようなら、故人との思い出や故人にいかにお世話になったか、などを書いてもいいですね。

香典の郵送方法

では、実際に送る方法を順番に見ていきましょう。
香典は現金書留で送るので、郵便局へ行ける日をまず作ってくださいね。

 

●不祝儀袋に香典を入れる。
不祝儀袋に入れる現金は新札は避けましょう。
そして、不祝儀袋の表書きを書き、差出人の住所と名前も書きます。
そこは直接持って行くときと変わりありません。

 

●郵便局へ行って手続きをする。
①普通の現金書留用の封筒では不祝儀袋が入りませんので、窓口で香典を送ることを伝えて封筒を受け取りましょう。

②受け取った封筒に、現金を入れた不祝儀袋とお悔やみの言葉を書いた手紙を入れます。
手紙は封筒に入れずに現金書留の封筒に入れてもかまいません。

③現金書留の封筒にも差出人の住所と名前を書きます。

 

●送り先と送る時期
現金書留は必ず喪主の自宅へ送ります。
現金書留は受取日の指定ができないため、葬儀を執り行っている斎場に送ってもそのとき遺族が斎場にはいないかもしれないからです。

 

そして、送るのはお葬式後1週間以内に到着するように送ってください。
お葬式前後はあわただしいので避けるのですが、日にちが経ち過ぎるとまた迷惑になります。
葬儀後、香典返しや清算などの一連の作業はだいたい35日以内に終えますので、それを過ぎたころに香典が届くと負担をかけることになります。
遅くとも葬儀後1ヶ月以内に届くように送ってください。

さいごに

悲しみの場では守らなければならないマナーや気遣いがたくさんあります。
それを守らないと遺族の心を傷つけることがあるからです。
ですが、あなたの、あなただけのあたたかい気遣いが遺族の心を和ませることもあります。
マナーを守ったうえで、あなたらしい気遣いを見せることも大事だったりします。
参列できなかったとしても、手紙であなたの気持ちを伝えてくださいね。

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