読書感想文の書き方を教えて!中学生はこう書こう

夏休みの宿題のうち、特に気が重いのが読書感想文ですよね。
私は毎年、小学生の娘の読書感想文に付き合っているのですが、大人から見て思うのは「読書感想文は上手に本を選べば、もうほぼ完成だ」ということです。
読書感想文に向いている本を選ぶと感想文の道筋が見えてくるので、娘をその道筋に誘導していけば感想文ができあがるのです。
そこで、私が思う読書感想文に向いている本と、その道筋についてお話ししたいと思います。

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読書感想文の本の選び方

読書感想文を書くには、まず本を選んで読むことから始めますよね。
そこで、どんなジャンルの本を選んだらいいか、その本を選ぶとどんな感想文が書けるかなどについてお話ししたいと思います。

●主人公に共感できる話
「主人公が自分と同じ中学生男子」の物語だと、昭和初期の話でも外国の話でも主人公が魔法使いでも、どこか自分と似ていたり同じことで悩んでいたりして、主人公を身近に感じることができます。
主人公に共感できたり、感情移入できたりすると読みやすいし、「主人公のこういう部分がすごくよく分かった」「このことで苦しんでいるのは自分だけじゃないんだと思った」などの面から感想文を書いていくことができますよ。

●主人公に共感できない話
逆に自分とはまったく違う主人公の物語でも、読んでみるといろんな感想を持つことでしょう。
たとえば、主人公が中学生女子だったり、あなたのお父さんぐらいの大人だったりすると、「へぇ、女子ってこんなふうに思うんだ」「お父さんもこうやってがんばってるのかな」と思います。
「自分だったらきっとこうするだろうが、主人公はそうではなかったことに驚いた」など、自分とは違う部分や、違いを知って思ったことなどを書いていきましょう。

●ドキュメンタリー
野生動物の保護活動をしている人の話、野良犬や野良猫の現状、外国で起きている問題、などのドキュメンタリーを読んでみるのもおすすめです。
読んでみて初めて知ったこと以外に、こんなことを書いてみてもいいですよ。

たとえば、

・動物保護や環境保護の本だったら、自分にできることはないか考えてみて、それを書いてみる。
・外国の文化についての本だったら、日本や自分との考え方の違い、大切に思うものに共通点はあるのか、など。
・外国で起こっている問題についての本だったら、もし自分だったらどう感じるか、について書いてみる。

など。

深く掘り下げてみて何がわかったか、どう感じたか、それを受けて自分はどうしたいかなど、書くことがたくさんありますよ。

●偉人伝
偉人は生まれたときからすごかったわけではないし、何もかもが順調だったわけでもありません。
思うようにできなかったり、くやしい思いをしたりもしてきました。
そんな偉人の話からは学べることがたくさんあります。

・挫折したときにどう乗り越えてきたのか
・偉業を成し遂げるためにどれだけ苦労してきたのか
・偉人の苦労を知ることであなたがどう感じたのか
・あなたは何を得たのか
など、書けることもたくさんあるので内容の濃い感想文ができます。

●仕事に関する本
特定の職業に関する本もおすすめですよ。
仕事に関する本は、どんな職業の本を選ぶかによって感想文の内容も変わってきます。

・あなたが目指している職業に関する本
その職業の大変さややりがいを知ることで、自分がその仕事をしたときのことがリアルに想像できたということ。
自分がその職業に就くために、これから何をがんばっていきたいか、どう決意を新たにしたのか、について。

・あなたの家族、たとえばあなたの親が就いている職業に関する本
詳しく知ったことでその仕事をしている親の大変さが初めてわかったということ。
親に対するねぎらいや感謝の言葉。

ほかにも、聞いたことはあるけどよく知らない職業についての本を読んで、わかったことや感じたことを書いてもいいですね。

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読書感想文を書く前に!本の読み方のポイント

読書感想文を書くときは、心に残った表現やセリフを引用しながら書くこともあると思います。
そのたびに、「あのセリフ、どこだったっけ」と探すのは大変なことです。

本を読むときには、心に残ったところに付箋を貼ったり、ノートに書き写したりしながら読みましょう。
付箋に「どう感じたか」を書いて貼ったり、ノートに書き写した横に感想を書いておくと後でそれを原稿用紙に書けばいいので楽ですよ。

読書感想文を書く時の流れを知ろう

読書感想文を書くときに大切なのは以下の2つです。

●誰かに伝えることを意識して書く。
相手はその本を読んだことがないと仮定して、その相手に、自分が読んだ本はどんな内容で自分はどう感じたかを伝えるつもりで書きましょう。

●起承転結を意識する。
物語には起承転結があります。
友達と話してても、起承転結はありますよね。
「起」はツカミや軽い状況説明、「承」と「転」は話のメインで、「結」がオチです。
読書感想文も、「起承転結」の順に書いていけばきれいにまとまりますよ。

起:その本を選んだ理由、その本を読もうと思ったきっかけなど。
承:簡単なあらすじ、または「どんなことが書かれている本なのか」という説明。
転:印象に残ったこと、感じたこと、共感したこと、逆に自分とは違うと思った点など。
結:今後、自分はどうしていこうと思ったか、今後の自分の生活や勉強にどう生かしていこうと思ったか。

この道筋に沿って書いていけば原稿用紙が埋まっていきますよ。

さいごに

本を読むときに、感じたことを書き留めながら読むと、そのあとは道に沿って付箋の部分をピックアップするだけで感想文ができあがります。
気持ちを書き留める、起承転結に沿ってピックアップする、これで感想文はわりとスイスイと書くことができますよ。

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